東芝データと東芝テックが進める新たな電子レシートの挑戦
電子レシートサービス「スマートレシート®」は、2024年度に約7500万枚のレシートを発行しました。このサービスは、東芝データ株式会社と東芝テック株式会社の共同によるもので、デジタル化を通じた環境への配慮が求められる中での重要な一歩となります。
環境への影響を測る
7500万枚の電子レシートは、従来の紙レシートに置き換えるとその全長は約12000kmに及び、これは東京からフロリダ州マイアミまでの距離に匹敵します。このような数字は、電子レシートが与える環境負荷の軽減だけでなく、顧客にとっての利便性の向上をもたらす重要な要素です。
スマートレシート®の利便性
「スマートレシート®」を利用することで、購入した商品の詳細をスマートフォンでいつでも確認できるようになり、紙レシートを持ち歩く必要がなくなります。これにより、請求書や返品・交換の際にも問題なく利用ができ、顧客は買い物をもっと自在に楽しむことができるでしょう。さらに、加盟店側でも、従来の紙レシートに比べて運営コストや資源使用量を削減できるという利点があります。
進化する電子レシート
「スマートレシート®」は、2014年に日本で初めて実証実験が行われ、その後2017年にはセルフメディケーション税制への対応を経て、2020年からは新型コロナウイルスの影響も考慮し、月額利用料を無償化しました。この改革は多くのユーザーを惹きつけ、2025年4月には会員数が250万人を超える見通しです。デジタルトランスフォーメーションの進展により、さらなる利用者の拡大が期待されます。
これからの展望
東芝データと東芝テックは、DX推進と環境課題解決に向けた取り組みを強化していく方針です。持続可能な新しいスタンダードを生み出すことで、より良い社会を実現することに貢献していくとしています。これからの時代、電子レシートのさらなる普及が期待される中で、私たちもその動きに注目し、環境保護に寄与する新たな取り組みを応援していきたいものです。
公式情報
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「スマートレシート®」は東芝テック株式会社の登録商標です。これまでの発表や取り組みについては、
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