品川シーサイドで進化する警備ロボットSQ-2の新機能と熱中症対策

品川シーサイドフォレストオーバルガーデンでの革新的な取り組み

東京都品川区に位置する品川シーサイドフォレストオーバルガーデンでは、24時間体制の安全監視を強化するため、新たな技術が導入されました。それは自律移動型警備ロボット「SQ-2」にAIを活用した倒れている人の検知機能です。この機能は、特に記録的な猛暑が続く中、熱中症対策として実装されました。

SQ-2がもたらす安全の新たな形

SEQSENSE株式会社と株式会社タスクル・ジャパンが連携し、オーバルガーデンの警備体制を強化するために、SQ-2のAI機能を更新しました。このAIは、広大なオーバルガーデン内での倒れている人を迅速に検知し、必要な処置を施すためのサポートを行います。

AIによる倒れている人の検知機能は、SQ-2が巡回している際に、もし人が倒れているのを発見した場合、内蔵された自動認識機能により、防災センターに即座にアラートを送信します。それにより、警備員が迅速に現場に駆けつけ、必要な対処を行うことができます。このシステムは、日中の暑さの中で目の届きにくい場所でも、確実に人命を守るための重要な役割を果たします。

厳しい環境下での監視

オーバルガーデンの面積は約40,000㎡で、特に日中の気温は40度を超えることもあります。24時間警備員が巡回するのは非常に困難な状況です。そのため、事前に警備ロボットにAIの自動検知機能を実装し、広範囲な監視の効率を向上させることを目指しました。この新機能により、熱中症や急病人の検知が早期に行われ、迅速な救急対応が可能になることが期待されています。

SQ-2シリーズの技術

SQ-2は、3D LiDARを搭載し、動体検知や環境変化の測定が可能な高性能な警備ロボットです。このロボットは、立哨や巡回、来館者対応といった様々な警備業務を行います。これにより、運営コストの削減のみならず、より高い警備レベルの確保が実現されています。

未来の警備の形

今回の取り組みは、オーバルガーデンを訪れるすべての方々にとって、より安全で快適な環境を提供するものです。特に、幼児や高齢者の方々が多く訪れるこの施設においては、その重要性が一層増します。新たに追加された倒れている人検知機能は、これからの警備ロボットの進化を象徴するものと言えるでしょう。

総まとめ

品川シーサイドフォレストオーバルガーデンで進化する警備ロボットSQ-2は、AIを活用した機能により、訪れる人々の安全を確保することに貢献しています。今後もこうした技術革新が続けば、より多くの施設での導入が進んでいくことでしょう。

所在地や詳細についての情報は、品川シーサイドフォレストオーバルガーデンの公式サイトをご覧ください。