屋台ビジネス「STAND3.0」
2020-03-31 14:36:33
屋台を活用した新たなビジネスモデル「STAND3.0」日本での展開が加速
屋台を活用した新たなビジネスモデル「STAND3.0」
日本のスタートアップ界に新たな旋風を巻き起こす「STAND3.0」。このユニークなビジネスモデルは、遊休地を利用して屋台を展開し、人々に新たな賑わいを提供することを目的としています。
「STAND3.0」とは?
「STAND3.0」は、土地オーナーと飲食業者をつなげ、低コストで飲食を始めたい方々にモビリティを提供するサービスです。この取り組みは、JR西日本、さまざまな大手デベロッパーおよび行政と連携しながら進められており、その名の通り「スタンド」から公共の場へと賑わいを広げることを目指しています。
資金調達の背景
最近、同社は日本スタートアップ支援協会やJR西日本イノベーションズから資金調達を実施しました。この資金により、さらなる出店エリアの拡大と、JR西日本グループとの連携が強化され、より多くの屋台が地域に新たな魅力をもたらすことが期待されています。
エコノミーサービスの新展開
「STAND3.0」は、遊休地不動産オーナーに対しても新しい収入の機会を提供します。これは、「シェアリングエコノミー」の観点からも非常に意義深い取り組みです。オーナーは自分の土地を活用し、同時に地域の活性化にも寄与することができるのです。
事例としての梅小路ハイライン
「STAND3.0」の成功例として、梅小路ハイラインがあります。このプロジェクトは、京都駅から一駅の地点にある廃線高架を利用して、屋台ストリートを形成しました。2019年の冬に試験的にオープンし、地域の飲食店とのコラボにより大盛況を博しました。この成功により、2020年には屋台の数を増やし、エリアも拡大。これからはさらに盛り上がりが期待されています。
各関係者の期待
日本スタートアップ支援協会の代表理事である岡隆宏氏は、「STAND3.0」のユニークさと、中谷タスク社長の誠実な経営姿勢が、今後の事業成長につながると強調しています。JR西日本の和田裕至社長も、中谷社長との出会いから、このビジネスの発展を強く期待しています。
クックビズの代表、藪ノ賢次氏も、街をより良く「Replace」する力を信じており、応援を惜しまないという姿勢を示しています。
まとめ
「STAND3.0」のビジネスモデルは、地域に新たな賑いをもたらし、経済活性化に寄与することが期待されます。屋台を通じて、遊休地を有効活用し、人々に新たな体験を提供する「STAND3.0」。この取り組みが、今後どのように広がっていくのか、ますます目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社Replace
- 住所
- 大阪府大阪市北区西天満6-9-10-4F
- 電話番号
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06-6948-5520