株式会社フロッグが発表した2026年1月度の都道府県別賃金伸び率ランキングは、アルバイト・パート、派遣、正社員といった多様な雇用形態におけるデータを元にした分析が行われています。この調査には、主要9媒体からの求人情報が使用され、地域ごとの賃金変動が可視化されています。
アルバイト・パートの動向
アルバイト・パート部門では、奈良県が前月比+5.54%でトップとなりました。これは、増加額として68円のプラスを意味し、昨年の同時期からの明確な上昇を示しています。続く順位には、大分県が4.39%、鳥取県が4.07%と上昇傾向にあります。一方で、ワースト3には茨城県、栃木県、群馬県が名を連ね、中でも群馬県は-1.09%という大きな減少率を記録しています。
奈良県の賃金推移を見てみると、2025年12月に多くの企業が時給1,050円の求人を終了した影響があり、2026年1月の平均時給が引き上げられたことが背景にあります。群馬県は、1,156円から始まった平均時給が2026年1月には1,181円に減少している様子が見て取れます。
派遣部門のランキング
派遣の賃金伸び率ランキングでは、長崎県が前月比+4.42%で1位を獲得しました。増加額は54円に達し、次いで奈良県が3.87%で2位、山形県が3.34%で3位にランクインしています。反対に、秋田県や岡山県、青森県などは契約が減少傾向にあり、青森県は-1.26%と劇的な状況です。
長崎県の賃金は2025年9月にピークを迎えてその後動きを見せながら、2026年1月には大幅な上昇を果たしています。一方、青森県は1,110円から1,190円程度を行き来している状況です。
正社員に関するデータ
正社員の賃金伸び率トップは石川県が占め、1.17%という増加率を記録しました。続いて青森県、愛媛県がそれぞれ0.95%、0.64%と健闘しています。反対に、奈良県は-0.35%の減少を見せており、ウエイトを持たない状況が続いています。石川県は月給261,158円と最高額を記録しており、福島県は若干の減少傾向が見受けられます。
まとめ
このデータは、求人サイトから取得した情報を基にしており、アルバイト・パート、派遣、正社員各雇用形態の収集と集計は非常に重要です。今後の雇用市場動向と賃金の推移を見極めるための良い指標となるでしょう。株式会社フロッグは、今後もこのような調査を通じて各地域の賃金動向を発信していきます。