電流監視システム
2025-07-29 11:48:12

ジオ技術研究所への導入で電流監視が革新!TED長崎のユニットがサーバルームを守る

ジオ技術研究所のサーバルームにおける電流監視システムの革新



東京エレクトロン デバイス長崎株式会社(TED長崎)が提供する多点交流電流監視ユニット「RMS-CU80」が、株式会社ジオ技術研究所に導入されました。このシステムは、監視と管理の効率性を高めることで、サーバルームの安定稼働を実現しています。

導入の背景


ジオ技術研究所は、3次元地図専門の研究開発企業として2010年から、急速な業務拡大を経験しています。多くのサーバやワークステーションを増設する中で、従来のクランプメータを使用した電流計測では、機器の消費電流の瞬時の実測値しか把握できず、電流の流れを正確に管理することが困難でした。過去には2度、ブレーカトリップによる機器故障が発生し、後続の復旧作業に多くの工数を要する事例もありました。

こうした問題を解決するために、ジオ技術研究所は電流監視システムの導入を決定し、80回路まで対応できるTED長崎の「RMS-CU80」を選定しました。2024年8月からこのシステムによりブレーカトリップを防ぎ、安定した運用が実現されています。

導入の具体的メリット


運用効率の大幅向上


RMS-CU80は、80回路を同時に監視することができ、電流データを常時収集してダッシュボード上で可視化します。これにより、計測作業に要する人手を大幅に削減し、継続的に正確なデータを取得可能です。また、データはオープンソースの統合監視ソフト「Zabbix」と連携され、サーバルームの電流使用状況を一元管理することができるようになりました。

ブレーカトリップのリスク軽減


新システムでは、電流値が設定した閾値を超えた際には自動的にアラートメールが送信される仕組みが導入されています。この機能により、トラブルが発生するリスクを未然に防ぎます。

将来的な設備増設への対応

また、収集した電流値のデータをもとに、傾向分析を行うことで、今後の設備計画の策定や運用の最適化を推進することが期待されています。これにより、より効率的で持続可能な運営が可能になるでしょう。

展示会出展予定について


ジオ技術研究所及びTED長崎は、2025年7月30日から8月1日にかけて開催される「JANOG56 Meeting」に出展予定です。技術の最新動向を紹介する機会となっていますので、ぜひご参加ください。詳細はこちらをご覧ください。

企業情報


株式会社ジオ技術研究所


2001年に設立されたジオ技術研究所は、ゼンリンのグループ企業として、独自に開発した技術を活用し、3次元デジタル地図の製造を行っています。20年以上の豊富な経験を生かし、様々な分野へのソリューションを提供しています。

詳細はこちらをご覧ください。

東京エレクトロン デバイス長崎株式会社


東京エレクトロン デバイス長崎は、スマートエネルギーやDCIM関連製品を取り扱うメーカーで、各種電子機器の開発と製造において幅広く対応しています。

詳細はこちらをチェックしてください。

今後も、テクノロジーの進化に貢献する製品開発とサービス提供を続けていく所存です。


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会社情報

会社名
東京エレクトロン デバイス長崎株式会社
住所
長崎県諫早市津久葉町6-47
電話番号
0957-25-2001

トピックス(IT)

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