岐阜高専での江崎知事の講演会
令和8年2月4日、岐阜県本巣市に位置する岐阜工業高等専門学校(岐阜高専)で、約600名の学生や地域の企業関係者が集まり、岐阜県知事の江崎禎英氏による講演会が行われました。このイベントは、岐阜高専地域連携協力会の特別会員である岐阜県の知事が、若い世代へのメッセージを届けるために企画されました。
江崎知事は「世界の中の日本を考える~日本のモノづくりと競争力の源泉~」というテーマで講演を開始しました。知事は、自身の経験を通じて日本の位置付けについて語り、「日本は世界的に見ても『豊かさ』や『安全性』、『衛生的』な側面、さらには『文化的』な国であるが、この事実を日本人自身が気づいていないことが多い」と指摘しました。このような視点を持つことが、これからの時代において非常に重要であると強調しました。
さらに、知事は「思いやり」や「おもてなし」といった日本独自の考え方についても言及しました。こうした思想は他国の言語には表現が乏しく、日本人のモノづくりには、お客様の期待に応えることへの真摯な姿勢が宿っていると述べました。モノづくりの未来においては「感動」や「知的好奇心」、「体験」、「共感」がますます重要な要素になってくると知事は力説しました。
講演の終わりには、「私たちが日常的に当たり前だと考えていることが、実は世界的に見れば非常に価値のあることです。それを具体的な形にして、世界に向けて発信していってほしい」と学生に向けてのメッセージを送りました。学生たちは熱心に講演を聴講し、地域の産業について質問を投げかけました。最後には、1年生の電気情報工学科の学生が知事に質問をし、2年生の機械工学科の代表が「世界から見た日本のモノづくりや経済についての新しい視点が得られ、非常に勉強になりました」と感謝の意を述べる場面もありました。
この講演会を通じて、岐阜高専の学生たちが日本や世界で活躍する未来への期待が高まりました。彼らが学んだ知識や視点を活かし、より良い日本の革新に寄与していくことが期待されます。
岐阜工業高等専門学校の概要
岐阜工業高等専門学校は、1963年に設立された5年一貫教育の機関で、機械工学、電気情報工学、電子制御工学、環境都市工学、建築学など、5つの学科から成り立っています。現在約1,000人の学生が在籍し、高度な専門技術を持つ技術者の育成を目指しています。地域企業とのつながりを強化し、実践的な教育を行うための努力を続けています。詳しい情報は、
公式ウェブサイトで確認できます。