沖縄の美味しさを台湾へ、「Made in 沖縄」チュロスの新展開

沖縄発の新たな挑戦！「Made in 沖縄」のチュロスが台湾へ

沖縄県のうるま市を拠点とする食品メーカー、株式会社MIZUTOMIは、2025年5月上旬から台湾市場向けに「Made in 沖縄」のチュロスを500kg出荷することを発表しました。ますますグローバル化が進む中、沖縄の特産品が海外でどのように受け入れられるのか、注目が集まります。

台湾のチュロスブーム

最近、台湾ではチュロスが大きなブームを迎えており、特に韓国産のチュロスが若年層を中心に人気を博していますが、日本からのチュロス輸出はほぼ皆無の状況でした。この市場の隙間を狙い、MIZUTOMIは沖縄の新たな魅力を発信していきます。

こだわりの製法と品質

MIZUTOMIは、機内食やホテル向けの惣菜や菓子分野で培った高い品質管理と衛生レベルによって製造されたチュロスをもって、台湾市場に本格的に参入します。沖縄ならではの豊富な素材を使用し、外はカリっとしていて中はふんわりとした食感、また控えめでやさしい甘さが商品の特長です。

輸送体制と販路拡大

沖縄から台湾へは地理的な優位性を生かした輸送体制が整っており、鮮度と安定供給を兼ね備えています。地域の販売パートナーと連携を図り、来年度には20トンの輸出を目指して台湾全土での販路拡大に取り組みます。

沖縄の伝統菓子も展開予定

加えて、MIZUTOMIは沖縄の伝統的なスイーツである「サーターアンダギー」なども販売する計画を立てています。これは、台湾のお客様に沖縄の文化をより深く理解してもらうための魅力的な「沖縄ブランド」の提案となるでしょう。

チュロスの種類

現時点で提供されるチュロスの種類は、次の3つです。
1. ミニチュロス（プレーン）／500g　または　2kg
2. ミニチュロス（抹茶）／500g　または　2kg
3. ミニチュロス（チョコ）／500g　または　2kg

これらはすぐに市場に展開され、小さくてかわいい見た目とともに、多様な味わいが台湾の消費者に受け入れられることが期待されています。