Tapjoyの新プラットフォーム
2020-12-17 09:00:03

Tapjoyの新時代:日本市場で広告収益63%増を記録した魅力的なプラットフォーム

Tapjoyの革新:マルチリワードCPEが日本市場で63%の成長を達成



モバイル広告とマネタイズのサービスを提供するTapjoyが3年前に導入した「マルチリワードタイプのCPE広告」が、日本市場において飛躍的な成功を収めています。公式発表によると、2020年3月からこの広告ユニットを提供開始し、広告収益が63%も増加。特に、マルチリワードCPE広告の売上は7倍にまで達しています。このような成功の背景には、広告主側からの高い評価がある上、通常のCPE広告よりも高い単価で広告が配信されることが挙げられます。その結果、日本のパブリッシャーは広告収益が2倍以上に増加しました。

タップジョイの取り組み



Tapjoyの代表取締役、村上雅一氏は「Multi-Reward CPEは『三方良し』を実現する広告商品です」とコメントしています。この広告手法は、ユーザーに新しいアプリを利用してもらい、その機能などを理解させることとの引き換えに、リワードを提供する仕組みを持っています。広告主にとっては非常に高いエンゲージメント率と新規インストールを獲得するための有効な手段となります。そして、パブリッシャーにとっても、広告収益が向上することは大きな利点です。

Multi-Reward CPEの核心



Multi-Reward CPEとは、ユーザーが広告主が設定した複数のミッションをクリアするごとにリワードを獲得できる仕組みです。これは、ユーザーが長期的にそのアプリにエンゲージメントしやすくするための設計がされています。従来のCPE広告では、ユーザーが1つの成果地点をクリアするだけでリワードを受け取るため、離脱率が高くなる課題がありました。しかし、Multi-Reward CPEでは、段階的にリワードを提供するため、ユーザーがアプリを使い続けるモチベーションを高め、結果的にリテンション率が向上します。

この段階的なアプローチのおかげで、アプリの内での戻る回数も増加し、リテンション率のさらなる向上に寄与します。具体例として、アバター着せ替えアプリ「ポケコロ」を開発したcocone社は、Multi-Reward CPEを活用した結果、アプリ内課金収益が飛躍的に向上したと報告しています。cocone社のFlorian Petit氏は「Multi-Reward CPEを導入することで、14日目のリテンション率が非常に良好なことを確認しました」と語っています。

国際的な評価



Lilith GamesのAugust Yin氏も、その効果を実感しています。「CPE広告はAPAC市場で非常に効果的です。私たちは特に中国、日本、韓国において、ユーザー獲得施策に最大限活用しています。」と述べています。さらに、Multi-Reward CPEはコンバージョン率を倍増させ、D7のROASを200%も増加させる効果があると評価されています。

Tapjoyは、2020年3月から業界初となるMulti-Reward CPEを日本市場に提供して以来、AdjustやAppsFlyer、Kochavaなど、主要なアプリの広告効果測定ツールとの連携を進め、正確なアトリビューション計測環境を構築しています。

未来に向けての展望



Adjustの日本ゼネラルマネージャー、佐々直紀氏は「TapjoyのMulti-Reward CPEは、日本マーケットにおけるユニークかつ効果的な広告です」と述べており、日本の成熟したアプリマーケットで深いファネルを設計し、価値のあるユーザーを獲得する重要性を強調しています。

Tapjoyの提供するMulti-Reward CPEは、今後も日本市場においてさらなる浸透を期待されています。その結果、ユーザー獲得や広告収益の向上に貢献することでしょう。

会社情報

会社名
タップジョイ・ジャパン株式会社
住所
目黒区
電話番号

関連リンク

サードペディア百科事典: 広告収益 Tapjoy マルチリワードCPE

Wiki3: 広告収益 Tapjoy マルチリワードCPE

トピックス(IT)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。