暗所視支援眼鏡の登場
2018-11-06 16:54:25

HOYAの暗所視支援眼鏡が夜盲症の人々に新たな光を提供

HOYAの新しいアイウェアが夜盲症をサポート



HOYA株式会社メディカル事業部が開発した「HOYA MW10 HiKARI」は、夜盲症に悩む方々のために作られた画期的な暗所視支援眼鏡です。この商品は、2018年春から地域限定で試験販売を行っていましたが、全国での販売が2018年11月に開始されました。

高感度カメラを搭載した革新的な眼鏡


この暗所視支援眼鏡は、HOYAの独自技術を駆使した小型低照度高感度カメラを搭載し、暗い場所でも物が見やすいように光を増幅します。捉えた像は、有機ELディスプレイに投影され、装用者の目の前で明るくクリアな映像として映し出されます。以前の赤外線カメラとは異なり、自然な色彩再現を可能にすることで、よりリアルに周囲を見ることができるのが特徴です。

使いやすさとスタイルを兼ね備えたデザイン


本眼鏡はHOYA製の遮光レンズが標準装備されており、装用者の目をしっかりと守ると同時に快適な視界を提供します。さらに、5色のカラーバリエーションが用意されており、装用者は自分のスタイルに合った色を選択することができます。フレームの色も5色から選べるため、個性を表現することも可能です。希望小売価格は395,000円(税別)です。

夜盲症についての理解とサポート


夜盲症は、特に暗い環境での視覚的困難を伴う症状で、多くの方が夕方から夜間における行動範囲が限られています。九州大学の池田康博准教授は、HOYAの眼鏡によって夜盲症の方々の生活の質が向上することを期待しています。また、東京都網膜色素変性症協会の土井健太郎会長も、この眼鏡が患者に大きな恩恵をもたらすと語っています。

全国的な販売展開と今後の期待


HOYAは、全国24の店舗でこの眼鏡の販売を開始し、今後も販売網を拡充していく方針です。展示会「サイトワールド2018」でもこのデバイスが紹介され、関心が寄せられています。必要に応じて眼科医と相談しながら、より多くの方がこの素晴らしい技術を体験できることが期待されています。

HOYAの経験豊富なスタッフがサポートするため、装用前にしっかりとした使用訓練を受けることをお勧めします。これにより、より快適にこの技術を取り入れることができます。

まとめ


HOYAのMW10 HiKARIは、夜盲症の方々に新たな視界を提供するための革新的な製品です。医療業界におけるHOYAの技術は、今後もさらなる発展を遂げ、多くの人々を助けると考えられます。興味がある方はぜひ、HOYAの公式ウェブサイトかコールセンターにお問い合わせください。

会社情報

会社名
HOYA株式会社
住所
東京都新宿区西新宿6-10-1日土地西新宿ビル 20F
電話番号

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