新生活における消費行動
2025-11-17 14:30:04

新生活における若者の金銭意識と消費行動の変化分析

新生活における若者の金銭意識と消費行動の変化



昨今の若者の生活様式の変化に伴い、金銭意識や消費行動も大きく変わることが予想されています。株式会社エクスクリエが実施した「新生活における消費行動・金銭意識に関する調査(2025年)」では、全国の17歳から29歳の男女を対象にこれらの変化を探りました。調査結果によると、若者の金銭意識がどのように変化しているのか、今後の消費意向についてもご紹介します。

調査概要


本調査は2025年9月29日に行われ、628名の若者が参加しました。対象は高校3年生や大学生、専門学生及び社会人を含み、それぞれの立場でどのような金銭感覚があるかを聴取しました。最も注目すべきは、52.8%の回答者が新生活において「金銭意識が変わった」と述べている点です。

金銭意識の変化


調査結果からは、変化した金銭意識の内容として「より節約を意識するようになった」という意見が最も多く見られました。特に大学生や専門学生の中には、「自分の好きなものにはお金をかけるようになった」との声も多く、消費優先順位が見直されつつあることが窺えます。一方、社会人の回答者は「本当に必要なものを見極めるようになった」と回答しており、生活の質と必要性を見極める視点が強まっていることもわかります。

消費意向の傾向


今後の消費意向については、特に「貯金・投資」と「旅行」に対して「今後お金をかけたい」との意向が高いことが明らかとなりました。逆に「住まい」や「食事」については「節約したい」との声が多く寄せられています。これは、将来に向けた資金計画を重視しつつも日常生活での支出には敏感であることを示しています。

購買方針とブランド選択


調査では、買いたい大型商品のカテゴリについても触れており、新生活の中で必要となるものについて慎重に選ばれている様子が伺えます。特に、実家で使用していたものが再利用される傾向が高く、「同じ商品を購入した理由」には「安心感」が挙げられることが特徴的です。

結論


今回の調査結果から、若者たちが新生活を迎えるにあたり、より具体的な消費意向と金銭感覚を持ち始めていることが分かります。「節約」と「自己投資」を両立しようとする姿勢は、将来に向けて希望の持てる生活スタイルの一環と捉えることができるでしょう。

今後もこれらの傾向がどのように変化していくのか注視していきたいところです。


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