ゼニスとコレクティブ・オロロジーが贈る新たな逸品
2024年11月19日、スイスのル・ロックルとカリフォルニアのベンチュラにて、時計愛好家たちを魅了する新たなコラボレーションプロジェクトがスタートします。ゼニスとコレクティブ・オロロジーが手掛けた限定モデル『デファイ スカイライン C.X エディション』がその主役です。この特別なタイムピースは、20世紀のインダストリアルデザインを象徴するもので、まさに「less is more」を体現したデザインとなっています。
コレクティブ・オロロジーの成長
コレクティブ・オロロジーは2018年から始まったコミュニティで、コラボレーションによる時計製作を中心に活動しています。独立系マニュファクチュールの製品を扱う有名なリテーラーとしても急成長し、時計好きの間で高い評価を得ています。同社はリテール事業と並行して、人気ポッドキャスト「Openwork: A Look Inside the Watch Industry」を配信し、顧客体験の向上にも力を入れています。
これまでに数多くの成功したコラボレーションを実現しており、その初期にはゼニスとのコラボによる限定モデル「ゼニス クロノマスター エル・プリメロ C.01 x コレクティブ」が誕生しました。『デファイ スカイライン C.X エディション』は、そのコラボレーションシリーズの10作目として新たな地平を切り開きます。
デファイ スカイライン C.X エディションの特徴
このモデルは、1969年に誕生した元祖『デファイ』のデザインを現代的に再構築したものです。オリジナルモデルの堅牢性と耐久性は残しつつも、現代的な美しさが求められています。特に、ファセットカットのスチールケースと、磨き上げられたベゼルの仕上げは、インダストリアルデザインを意識した大胆かつ控えめな印象を与えています。
デザインにおいては、機能性とシンプルさがテーマにされています。マットなシルバーグレーの文字盤には、コレクティブ・オロロジーの象徴である星空の柄が描かれ、奥行きを持った立体感が演出されています。特に、6時位置に配置された1/10秒表示は、視認性高いオレンジ色のマークで目を引き、20世紀のインダストリアルデザインのエッセンスを受け継いでいます。
超高振動キャリバーを搭載
この時計は、エル・プリメロ3620自動巻キャリバーを搭載しており、シースルーのサファイアガラス裏蓋からその技術を鑑賞することができます。ムーブメントは毎時36,000振動(5Hz)で、約55時間のパワーリザーブを実現しており、秒針の停止機構も備えています。また、付属のスチールブレスレットに加え、オレンジ色のラバーストラップも用意されており、用途に応じたカスタマイズが可能です。
限定200本のコレクション
『デファイ スカイライン C.X エディション』は、コレクティブ・オロロジーとゼニスの各ブティックおよびオンラインブティックにて、わずか200本の限定販売となります。価格は税込みで1,683,000円です。時計の美しさと機能性が見事に融合したこのモデルは、コレクターにとって見逃せない逸品となるでしょう。この特別な時計を手に入れるために、早めの行動をお勧めします。