VR技術の革新
2024-10-03 17:35:40

革新をもたらすVR技術:触覚連動の医療トレーニング装置の誕生

ジョリーグッド、医療トレーニング用のVR装置で特許取得



株式会社ジョリーグッド(東京都中央区、代表取締役CEO:上路 健介)は、最新の「手の動きと触覚信号を同期させた練習支援装置」に関する特許を取得しました。この革新的な技術は、VRとAIを駆使し、医療分野における教育やトレーニングの進化を目指しています。特許番号は7523765号、発行日は令和6年7月29日です。

医療VRの現状と課題


医療の現場において、VR技術を利用したトレーニングは急速に進化していますが、リアルな体験を提供することが課題とされてきました。従来の医療VRでは、実際の手術時に必要な触覚や圧力を再現することが難しく、トレーニングの質に限界がありました。この技術は、そうした課題を乗り越えるべく開発されました。

画期的な特許技術の内容


この特許技術は、主に以下の要素から成り立っています。

1. 手の動きと圧力の取得:熟練者の手の動きや圧力をリアルタイムでデータ化し、練習者に提供します。
2. 練習者の動作特定:練習者の手の動きを分析し、熟練者の動きと比較します。
3. 合成映像生成:見本と練習者の動作を合成した映像を提供し、実践的なトレーニングを実現します。
4. 圧力フィードバック:実際の感触をフィードバックする機能により、リアルな体験をサポートします。
5. リアルタイム評価:練習者の動作を即座に評価し、フィードバックを行うことで、スキル向上を図ります。

これにより、医療トレーニングの効率性向上が期待されています。

未来の展開と応用


今後、ジョリーグッドは医療支援VRプラットフォーム「JOLLGOOD+(ジョリーグッドプラス)」にこの技術を導入する計画です。例えば、熟練した外科医がその技術をリアルタイムで医学生や研修医に伝えることで、より質の高い教育が可能となります。

さらに、リハビリテーションの分野にも拡大し、理学療法士の動作を模したVRトレーニングが行えるシステムの開発も考えられています。このように、JDは医療の枠を超えて、製造業や調理技術、eスポーツなどさまざまな分野での応用を視野に入れています。

協業パートナーの募集


ジョリーグッドは、触覚連動VRトレーニング技術の導入に興味のある企業との協業を積極的に募集しています。このプロジェクトは、さまざまな産業分野での新たな価値の創造を目指しており、興味のある方は公式サイトから問い合わせることができます。

まとめ


株式会社ジョリーグッドは、今後も技術革新を進め、医療分野を中心に新たな価値を提供していく意向を示しています。「ひらけ、医療。」プロジェクトを通じて、参加しやすい医療環境の構築を目指し、社会への貢献を続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社ジョリーグッド
住所
東京都中央区日本橋富沢町10-13 WORK EDITION NIHONBASHI 701
電話番号
03-4455-2694

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