オープンハウス・アーキテクトの育児支援制度の拡充
株式会社オープンハウス・アーキテクトは、建設業界の厳しい労働環境の中、より良い働き方を提供するため、育児短時間勤務制度の取得可能な年齢を引き上げることを決定しました。具体的には、これまでの3歳から6歳まで延長し、
従業員が子育てと仕事の両立がしやすくなることを目指します。
新制度「ファミリーサポート休暇」の導入
さらに、同社は新たに「ファミリーサポート休暇」を導入。この制度では、従業員が家族の様々なライフイベントに応じて休暇を申請できるようになります。たとえば、子どもの誕生日や学校行事、さらには家族が病気になった際の検査や治療に伴う休暇も対象とされています。これにより、仕事と家庭の両立をしやすくし、より多様な働き方の実現を図っています。
背景には2024年問題がある
建設業界では2024年問題が迫っており、現在の働き方が人材不足や長時間労働につながっています。このような背景から、多様で柔軟な働き方をサポートする制度の整備が急務とされているのです。当社は、働きやすい職場環境の整備を目指し、年齢や性別を問わず活躍できる仕組みを整えています。
女性の活躍と男性の育児休業取得率
オープンハウス・アーキテクトでは、過去3年間で就業者に占める女性の割合が40%を超え、男性の育児休業取得率も21%に達しました。このような数字が示す通り、同社は全社員が安心して働けるようサポートを強化しています。実際に育児休業を取得した男性社員の中には、8ヶ月の育休を取ったケースもあります。
利用者の声
新たな制度を実際に利用している従業員からは「子育てに合わせた働き方ができるようになった」といった声が寄せられています。このようなリアルな声は、同社の取り組みが実際に効果を上げている証拠です。
その他の取り組みと出産祝金
さらに、オープンハウス・アーキテクトは出産祝金制度を導入し、第1子出産時には20万円、第2子には30万円、第3子以降には100万円を支給しています。近年の日本の少子化問題に対処するために、若い世代が家庭を持つことに対する抵抗感を軽減させる狙いがあります。
育休復帰や仕事と出産・育児の両立を支援するため、同社は時短勤務や保育園の差額補助など多様なサポートを行い、育休復帰率はほぼ100%です。これらの取り組みは、社員が安心して仕事と家庭を両立できるよう、独自の人事制度と組織体制を構築する一環です。
企業情報
株式会社オープンハウス・アーキテクトは、東京を拠点に、木造住宅から鉄筋コンクリート造の集合住宅まで手掛ける総合建設企業です。高い専門技術と徹底したコスト管理で高品質な住宅を提供し、多様化するお客様のニーズに応えるため、オンリーワンな家づくりを行っています。
お客様のライフスタイルに合わせた住宅を提供するオープンハウス・アーキテクトは、今後も働き方改革を進め、ますます多くの社員が自己実現できる環境作りを追求していくことでしょう。