シック・ジャパンが初の働きがい認定を獲得
日本のカミソリ市場で29年連続No.1の実績を誇るシック・ジャパン株式会社が、Great Place to Work® Institute Japanによる2025年版「働きがいのある会社」に初めて認定されたことは、注目すべきニュースです。この業績を支えるために、シック・ジャパンは多彩な取り組みを行っており、その成果が社員の働きがいを高めています。
シックのビジョンとパーパス
「Make Beauty Grooming Joyful」を掲げるシック・ジャパンは、ビューティーグルーミングを通じて多くの人に幸せとワクワク感を届けることを目指しています。社員が日頃の業務の中で喜びや楽しさを実感できる環境を整えることが、顧客へのサービス向上に直結していると信じています。
4つのValueの実践
シック・ジャパンでは「People first」、「Move forward」、「Listen up Speak up」、「Own it together」の4つのValueを定義し、それを基にした行動指針を社員が意識的に実践することが求められています。定期的にトレーニングを行い、これらのValueが企業文化として幅広く浸透しています。従業員がこの4つのValueを体感することで、リーダーシップの不定義にもつながっています。
職場のリノベーション
2023年10月に、東京・目黒にある本社オフィスが大規模にリノベーションされ、オープンで協力的な職場環境が整えられました。従来のパーテーションをなくし、さまざまな業務スペースを設けることで、部門間のコラボレーションが活発化しました。また、業界初の「ビューティーグルーミングスタジオ」が新設され、製品のテストや開発ができる施策も導入されています。
社員コミュニケーション促進
社員同士の交流を促進するために、オフィスには「カフェ」が併設されています。ここでは、ランチボックスやヘルシードリンクが社員価格で提供されるほか、タウンホールミーティングが定期的に開催され、全社員がモチベーションや戦略について話し合う場も設けられています。新入社員の歓迎イベントもカフェで実施されており、温かみのある社内文化が醸成されています。
成功の祝福とセレブレーション制度
シック・ジャパンでは、業績達成に向けて望ましい行動を行った社員を積極的に評価し、成功を祝う「セレブレーション」を行っています。チーム内での賞賛を促進する「Inspire Joy」制度や年次表彰式も設けられており、社員のやる気を引き出しています。
社内イベントとエンゲージメント調査
部門を越えたイベント「WWD(Without Wall Day)」が定期的に行われ、社員同士のエンゲージメント向上を図っています。また、81%という高いエンゲージメントを誇る調査結果が示す通り、社員の意見を大切にする文化が強固に築かれつつあります。
継続するキャリア支援
さらにはキャリア開発支援にも力を入れており、リケソンとしての「Culture Talk」や「Schick Academy」を通じて、社員のスキル向上を目指しています。今後も働きがいのある環境作りに努めていくシック・ジャパンの姿勢に期待が高まります。
働きがいという信念
Great Place to Work®による「働きがいのある会社」認定は、企業文化の質を示す指標として、他社との差別化に役立ちます。本認定は、仕事における環境や従業員の誇りを基にした評価であり、シック・ジャパンの働きかけの結果と言えるでしょう。今後も彼らの取り組みが多くの企業に影響を与えることを願っています。