賢いセキセイインコが結ぶ家族の絆と感動の物語

残された絆を強くするインコの物語

2025年12月22日、株式会社KADOKAWAより刊行されるコミックエッセイ『プジェ日記！幸せを運ぶインコのみっちゃん』は、著者で画家の谷小夏が愛するセキセイインコ「みっちゃん」との日々をつづった心温まる作品です。この本を通じて、家族の絆や愛情の大切さを再確認することができるでしょう。

みっちゃんとの出会い

著者の谷小夏は、青いセキセイインコのみっちゃんを迎え入れたいと強く思い、日常の中で彼とのかけがえのない時間を過ごしています。毎日の中で、みっちゃんが見せる仕草や行動は実にユニークで思わず笑みがこぼれます。たとえば、人間の言葉に興味を持ち、ママのピアノに合わせて歌ったりする様子、さらにはスマートフォンのマナーモードを解除するいたずらまで、毎日が楽しいサプライズに満ちています。家族との団らんの中で、彼の存在は人間同士の結びつきをさらに深めています。

動物への思いと寄付活動

谷小夏は若い頃に動物に関するテレビ番組を見た影響で、「大人になったら動物を救いたい」という想いを持ちました。そして、販売した絵の収益を動物保護団体に寄付する「Art for Animals」という活動を行っています。みっちゃんとの生活は、動物たちの感情や気持ちに寄り添うきっかけを与えてくれました。

うつ病と闘っていた時期もあった著者は、みっちゃんを通じて少しずつ心の回復を感じていきます。彼の行動が意志表示だと理解することで、心のコミュニケーションが生まれました。また、これまで飼った柴犬のニコぷやインコのわんこちゃんへの感情も変化し、より一層動物との関わりを考えるようになりました。

家族の一員としての存在

『プジェ日記！幸せを運ぶインコのみっちゃん』には、家族の一員としてのインコとの絆だけでなく、彼がもたらす心の癒しや日常生活の中での温かいエピソードが詰まっています。この本を読むことで、愛鳥との関係のあり方について考えさせられ、動物への理解や思いやりが育まれることでしょう。みっちゃんがもたらす多くの幸せを想像しながら、このエッセイを手に取ってみてはいかがでしょうか。