阿部興業株式会社、創業80周年の節目
1945年に設立された阿部興業株式会社(ABE)は、木製ドアや建具、造作家具のパイオニアとして、2025年12月28日で創業80周年を迎えます。この記念すべき年に合わせて、阿部興業は日本経済新聞朝刊に企業広告を出稿しました。広告では、これまでの感謝の気持ちと未来に向けた企業の姿勢を表現しています。
新たな企業広告に込めた思い
80年という歴史を振り返ると、阿部興業は多くの取引先様や関係者の皆様の支えを受け、ここまで成長してきたことへの感謝の念が深まります。この広告掲載は、単なる節目ではなく、次の時代に向けた企業としての新たな挑戦を宣言する場でもあります。特に、2023年に就任した三代目社長のもとで刷新された企業声明「日本に、そして世界に本物を届ける」を掲げ、未来へのビジョンをしっかりと打ち出しています。
CIとロゴデザインの進化
創業80周年を機に、阿部興業のコーポレートアイデンティティ(CI)も刷新されました。2015年に誕生した「A」ロゴはそのまま使用されますが、CI表記が「ABE KOGYO」から「ABE」へと変更されています。この新しい書体は、木製ドアの骨組みを思わせるデザインが特徴で、「木づかい」の理念から生まれる住まいへの優しさや環境への配慮、親しみやすさを象徴しています。
オリジナルコーポレートカラーの誕生
さらに、コーポレートカラーも新たに設定されました。「ABEグラデーションブルー」と名づけられたこの色は、深海の濃淡と無限の空をイメージしたもので、深い知識と技術力を象徴しています。この色からも、阿部興業が目指すのは、木製製品におけるエキスパートとして日本だけでなく世界へと本物を提供することだと伝わります。
創造的木製メーカーとしての歩み
阿部興業は、創業以来一貫して創造的な木製メーカーとしての歴史を刻んできました。多様な品質や用途に応じた製品の企画開発に挑戦し、製作から納品、施工、メンテナンスまでワンストップで提供するサービスを展開しています。これからも、木の特性を最大限に生かした高品質な木製ドアや家具を制作し続ける決意を新たにし、感謝の気持ちを胸に、次の100年を見据えた企業活動を進めます。
社長メッセージ
社長の阿部清光は、80周年に寄せて、「私たちの製品はただの木製品ではなく、住まいをより良くするための一部である」と述べています。彼の言葉には、木材という存在の大切さとそれが人々の生活に与える影響への強い思いが込められています。阿部興業はこれからも革新を続け、未来へと羽ばたいていく姿勢を持ち続けることでしょう。これからも、阿部興業の活動から目が離せません。