社内Wi-Fi環境の課題
2024-07-03 11:25:11

働き方改革とWi-Fi環境:社内PC持ち運び増加で浮き彫りになるネットワーク課題

働き方改革とWi-Fi環境:社内PC持ち運び増加で浮き彫りになるネットワーク課題



近年、働き方改革が進み、オフィスでの業務スタイルも大きく変化しています。テレワーク導入やフリーアドレス制の導入など、場所を選ばずに仕事ができる環境が整備されていく一方で、社内でのPC持ち運び頻度が増加し、それに伴いネットワーク環境への課題も浮き彫りになってきています。

株式会社バッファローが実施した「業務用PCの社内利用におけるWi-Fi接続利用実態調査」では、中小企業の従業員106名を対象に、業務用PCの社内利用におけるWi-Fi接続状況についてアンケート調査を行いました。

その結果、約7割の従業員が、社内で業務用PCを毎日1回以上持ち運んでいることがわかりました。持ち運びの目的としては、「会議や打ち合わせ(対面)」(80.6%)、「会議や打ち合わせ(オンライン)」(63.9%)が上位に挙げられ、オンライン会議の増加や対面でのコミュニケーション機会の増加が、PC持ち運びの増加に繋がっていることが見て取れます。

さらに、約半数の従業員が、業務用PCを持ち運んで使用する際に「ネットワークへの繋がりにくさ」を感じているという結果も出ています。特に、「特定の場所や部屋に移動したとき」(64.0%)に繋がりにくさを感じているという回答が多く、オフィス内のWi-Fi環境の偏りや、電波状況の悪化が、従業員の業務効率を阻害している可能性が示唆されました。

ネットワーク課題を解決し、快適なオフィス環境を実現するために



今回の調査結果から、働き方改革に伴い、企業内におけるWi-Fi環境の整備が急務であることが明らかになりました。従業員が快適に業務を行えるよう、以下の点を考慮した対策が必要となります。

オフィス全体をカバーする安定したWi-Fi環境の構築: すべての場所に十分な電波が届くよう、適切なアクセスポイントの設置や配置を検討する必要があります。
ローミング機能を活用したシームレスな接続: 部屋を移動してもWi-Fiが途切れることなく、安定した接続が維持できるよう、ローミング機能に対応したアクセスポイントの導入が有効です。
ネットワーク負荷分散と帯域管理: 複数のデバイスが同時にネットワークを使用しても、安定した通信速度を維持できるよう、ネットワーク負荷分散や帯域管理の対策が必要です。
セキュリティ対策の強化: ネットワークへの不正アクセスや情報漏洩を防ぐため、セキュリティ対策ソフトの導入や、ネットワーク管理の強化が必要です。

バッファローでは、法人向けに多様な無線LAN製品を提供しており、オフィス環境におけるネットワーク課題の解決を支援しています。特に、Wi-Fi 6/6E対応のインテリジェントモデルには、「ローミング支援機能」や「AP間電波自動調整機能」など、快適な無線環境を実現するための機能が充実しています。

オフィス環境の変化に対応し、従業員の生産性向上を図るためには、快適なネットワーク環境の整備が不可欠です。バッファローの無線LAN製品を活用することで、オフィス全体のWi-Fi環境を強化し、快適なワークスペースを実現することができます。


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