官民学連携で生まれた新たな街の実験場「HITACHI BLUE:M STREET PARK」始動

新たな街の拠点「HITACHI BLUE:M STREET PARK」が誕生

2025年11月15日、日立駅周辺に新たな街の実験場「HITACHI BLUE:M STREET PARK」がオープンします。このプロジェクトは、官民学連携の道を進む「HITACHI BLUE:M（ヒタチブルーム）」のもと、多様なメンバーが協力し、居心地がよく歩きたくなる街を目指しています。現代の生活ニーズに応える新しい公共空間の在り方が、ここで模索されます。

まちの拠点の概要

新たにオープンするまちの拠点は、パティオモール内の北見ビル1階に位置し、その名称は市民から募集されます。オープンしてから約2か月間は、“みんなが〇〇を〇〇する場所”として、自由に利用できるスペースが提供されます。この場所は、勉強やリモートワークのためのフリースペースや、イベント、セミナーのレンタルスペースとしても利用可能です。

- 期間: 2025年11月15日(土)〜2026年1月8日(木)（不定休）
- 営業時間: 8:30〜21:00（変更の可能性あり）
- 入場: 無料

「HITACHI BLUE:M」とは？

「HITACHI BLUE:M」は、日立駅周辺地区の未来ビジョンを実現するための「まちづくり会議体」です。

- BLUE: 日立の海と空、新たな挑戦を象徴
- BLOOM: 人同士のつながりが花ひらく瞬間
- :M: Making(つくる)、Meet(出会う)、Mind(育む)というテーマを基にした活動を行っています。

市民参加型の街づくりを進める「HITACHI BLUE:M」は、公共空間の活用促進やエリアマネジメントに取り組んでおり、この実験場は新たなアイデアやつながりを生む基盤となることでしょう。

ストリートイベント「HITACHI BLUE:M STREET PARK」

オープニングセレモニーとして、11月15日（土）には「HITACHI BLUE:M STREET PARK」と名付けられたストリートイベントが開催されます。時間は11:00から20:00まで、入場は無料です。このイベントでは、居心地の良い歩行者空間を作ることを目的に、市民や来街者が参加できる体験型コンテンツが用意されます。

参加者は、さまざまなアクティビティに挑戦しながら、街の魅力を肌で感じることができます。子どもから大人まで楽しめる内容が盛りだくさんで、イベントを通じて、“まちを歩く・過ごす・つながる”体験が可能です。

体験型コンテンツの内容

このイベントには、アウトドア料理が楽しめる「水の広場」、輪投げやボッチャといった遊びができる「遊びの回廊」、映画鑑賞会などの多彩なコンテンツが含まれています。さらに、人気の立体シールを集める「シールラリー」も行われ、参加者には素敵なプレゼントがあります。

また、このイベントはただの遊び場ではなく、市民の皆さんからのネーミングアイデアを募集し、一緒に街を創り上げる参与型の取り組みでもあります。

まとめ

「HITACHI BLUE:M STREET PARK」のオープンは、日立にもたらされる新たな公共空間の革新を象徴するものです。これまでに実施された実験からの知見をもとに、今後の街の未来ビジョンへつなげる貴重な機会となるでしょう。市民、訪問者、さらには協働の場を探る地方自治体など、関係者全員が協力し合いながら、この新たなまちの実験場を活用していくことが期待されています。