多様性ある社会の可能性を探るダイアログ
概要
2023年9月27日、明治大学駿河台キャンパスにて「多様性ある社会の可能性」をテーマにしたダイアログが開催されます。このイベントは、支援活動に関わる様々な専門家が集まり、現状の課題を考察する場です。特に、支援活動の現場で直面する課題とそれに対する解決策、そして市民がどのように社会課題に関与できるかを探求します。
第一部:支援活動の現状
ダイアログの第一部『支援活動とは?』では、国内外から登壇する専門家がそれぞれの支援活動の現状と課題について紹介します。登壇者には、新宿アートプロジェクト代表の海老原周子氏や、みちのくふる里ネットワークの代表理事である大関輝一氏が含まれ、具体的な活動内容や経験に基づいた意見が交わされることでしょう。また、ADRA Japanの橋本笙子氏も加わり、支援が求められる現場の生の声を聞くことができます。
第二部:市民社会の役割
続く第二部『今後の社会の在り方を考える』では、筑波大学の明石純一准教授や花王芸術・科学財団の嶋田実名子常務理事など、さまざまな分野の専門家が参加し、市民社会の重要性について議論します。この部では「他人事ではなく自分事」をキーワードに、一人ひとりがどのように社会課題の解決に貢献できるか、またNGOとの連携による相乗効果について話し合います。弁護士の永野靖氏やビルマ難民のチョウチョウソー氏も参加し、多様な視点からの考察が期待されます。
参加について
今回のダイアログは入場無料で、定員は100名です。参加者は事前の申し込みが推奨されますが、当日参加も可能です。会場は御茶ノ水駅から徒歩3分の場所に位置しており、アクセスも便利です。参加者の皆さんには、日頃の業務や生活がどのように社会の多様性に影響を与えるかを考える良い機会となるでしょう。
イベント詳細
- - 日時: 9月27日(土)14:00~17:00(開場13:30)
- - 場所: 明治大学 駿河台キャンパスリバティタワー1012教室
- - 参加費: 無料
- - 定員: 100人
詳細や申し込みについては、
こちらからご確認ください。地域社会における支援の重要性を再確認し、未来の社会につなげるための貴重な機会です。
難民支援協会(JAR)について
難民支援協会(JAR)は、1999年に設立され、日本に逃れてきた難民が自立した生活を送るためのサポートを行っている認定NPO法人です。難民申請の手続きや医食住、教育、就労に関する支援を行うほか、社会全体への認知啓発も図っています。また、年に数回のイベントや講座を通じて、難民に関する理解を深める努力を続けています。国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)と連携し、国際的な支援活動にも積極的に関わっています。
このダイアログを通じて、参加者がそれぞれの立場から社会課題に取り組む意義を再発見し、より多様性のある社会の実現に向けた一歩を踏み出すことが期待されています。