鉄道と美しい景観を愛する人々に贈る番組「友近・礼二の妄想トレイン」。この放送では、撮り鉄として知られる演歌歌手、徳永ゆうきが新たな挑戦に乗り出します。それは、フォトコンテストへの応募。彼が選んだ旅先は和歌山県で、南海電鉄に乗り込み、美しい風景をカメラに収めようと奮闘します。
この新たな挑戦は、30歳の節目を迎えた徳永にとって特別な意味を持ちます。結婚を経て、自分の新たな一歩を踏み出そうとする彼は、「30歳になる年だから、新しいことにチャレンジしたい」としっかり決意を表明。このフォトコンテストでは、加太沿線の魅力を伝えることをテーマに、友近と礼二の厳しい視線を受けながら、最良の一枚を目指します。
最初の目的地に向かうために、まずは南海なんば駅からの出発。だが、出発準備をする徳永に対し、礼二が「これ、出た!徳ちゃんの悪いとこ!」とすかさずツッコミを入れる場面も。すでに旅の先行きに不安が漂い始めます。
旅の途中、彼が惹かれたのは真っ赤な鉄橋。鉄道ファンならではの視点でこの景色を捉えようとカメラを向けますが、その写真には友近と礼二が微妙な反応。友近は「徳ちゃんらしいね」と皮肉を交えつつ笑います。さらには、通過する電車への興奮もあり、徳永がその瞬間をキャッチできたのか、見どころは満載です。
旅の中で食を楽しむことを忘れない徳永ですが、登場した地元の行列ラーメン店では、なんとカメラをテーブルに置きっぱなし。彼が狙っていたはずの美味しい料理も、コンテストのテーマに反する行動が続き、礼二から「一緒に行かなアカンな」と指摘される始末。その後の彼の行動にも視線が集中します。
そんな中、旅の最後に訪れたのは、やしの木が揺れる夕暮れの加太の砂浜。日没までの限られた時間の中で、徳永はどんな風景を収めることができるのか。日没後には地元の魚介グルメを堪能し、作品選びに思いを巡らせます。「1枚でも残っていれば大成功」と願う彼に対し、友近がまた鋭い言葉を投げかける場面も。この旅で徳永がどのように成長し、どんな作品を生み出すのか、視聴者の期待は高まります。
このように様々な出来事が詰まった「妄想トレイン」。毎週火曜日の夜9時から放送されるこの番組は、鉄道ファンや旅好きな人々にとって、楽しみながら新たな発見を提供することでしょう。ぜひ、次回の放送もお楽しみに!