『VITAL BELT』の魅力
2025-12-26 13:36:41

TAIONが開発した新型ウェアラブルデバイス『VITAL BELT』の魅力と未来

世界初!腹部ベルト型センシングウェアラブルデバイス『VITAL BELT』



インナーダウン専業ブランド「TAION」を展開する株式会社D.O.N(名古屋市)は、画期的な腹部ベルト型センシングウェアラブルデバイス『VITAL BELT』(以下、バイタルベルト)の発表をしました。この製品は、衣服に新しい価値を提供してきたTAIONの経験と、最前線のミリ波センシング技術を融合させた結果生まれたものです。超高齢社会の進展や医療負荷の増加といった社会課題を背景に、日常的に身体の状態を把握できる新たなヘルスケアのスタイルを提案しています。

開発の背景と目的



TAIONは過去10年間、インナーダウンを中心にブランドを成長させてきました。特に、ヒーティングモジュールを搭載したダウンウェアは好評を博しています。今後の製品開発において、医療の負担増加や高齢化社会、セルフケアへの意識の高まりなどを考慮し、身体を日常的に観察するウェアラブルデバイスの必要性を強く感じ、腹部に着目したデバイスを開発しました。

『VITAL BELT』の特長



バイタルベルトは、腹部ベルト位置でミリ波センシングを行う世界初のデバイスです。従来のスマートウォッチやリング型デバイスのように皮膚に直接接触させる必要がなく、衣服の上からでも呼吸、脈拍、体動を計測できます。この新しいアプローチにより、従来では取得が困難だった生体情報の可視化が可能となりました。

直感的なユーザーインターフェース



バイタルベルトは、直感的に操作できるユーザーインターフェースを採用しています。センシングデバイスが組み込まれたバックルと、ベルト部分がセパレート構造になっているため、バックルのみを取り外して充電できるのが特徴です。さらに、ベルト部分のデザインや素材、カラーを自由にカスタマイズでき、ファッション性も兼ね備えています。

新しい健康解析の可能性



バイタルベルトは、腕や指のウェアラブルデバイスで収集した情報と呼吸データなどのクロス解析を行うことで、より精度の高い健康管理を実現します。ユーザーの呼吸状態、ストレス兆候、姿勢の崩れなど、身体の小さな変化をいち早く捉えられる可能性があります。将来的には、胎児や腸内環境の観測や、脳腸相関を応用したコンディショニングなど、医療・ウェルネス領域への展開も視野に入れています。

アプリケーションの活用



アプリケーションアクセス時にはユーザー認証とキャリブレーションを行い、個々に最適化されたデータの取得が可能です。呼吸や脈拍、睡眠データを基に健康管理を行い、データに基づいた行動提案を実施することを目指しています。また環境状況を感知し、高齢者の階段昇降の際には注意喚起を行うなど、リアルな安全サポートにも役立てることが期待されています。

実績と今後の展望



2023年には、スマートセンシング展やマイクロウェーブ展において原理試作サンプルとソリューションを発表し、多くの企業から問い合わせを受けました。しかし、通信方式やノイズ処理に関する課題も残されており、現在はその改善に向けた開発が進められています。将来的には、OEM向けのテスト販売や法人向けの健康モニタリングアプリケーションの開発を進行中です。一般ユーザー向けには、大手企業や団体との提携を進め、新たな事業開発を目指しています。

まとめ



『VITAL BELT』は、アパレルとテクノロジーの融合を進め、衣類が身体を見守る未来を実現すべく邁進しています。カラー展開はブラックとシルバー、2027年の発売を予定しており、価格は3万円から5万円を見込んでいます。健康管理の新たな形を提案するともに、ファッション性も兼ね備えたこのデバイスの展開に期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社D.O.N
住所
愛知県名古屋市中区丸の内1-17-29メイフィス丸の内ビル1F
電話番号
052-684-5192

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