両備システムズ、CVC開始
2026-01-13 14:55:33

両備システムズ、革新を追求するCVCファンド第2号を発足

両備システムズ、革新を追求するCVCファンド第2号を発足



株式会社両備システムズが、自社の投資運用子会社である株式会社Ryobi AlgoTech Capitalを通じて、CVCファンド第2号の組成を発表しました。この取り組みは、企業の成長に向けた新たなビジネス機会を創出し、急速に進化する先端技術に対応するためのものです。2025年10月から本格的な投資運用を開始する予定であり、グローバル市場における投資比率を70%に引き上げます。

1. CVCファンド設立の背景


両備システムズは、2023年2月に投資運用子会社を設立し、同年3月にはCVCファンド第1号を組成しました。これには、新規事業創出や将来的なシナジーの実現が背景にあります。しかし、近年スタートアップが多様化し、特に生成AIなどの技術が急速に進展する中で、旧来の投資モデルでは変化に追いつけない可能性が高まりました。これを受けて、第2号ファンドを立ち上げることを決定したのです。

2. 第2号ファンドの概要


新たに設立される両備システムズイノベーションファンド第2号は、次のような特徴を持っています:
  • - ファンド名称:両備システムズイノベーションファンド2号投資事業有限責任組合
  • - ファンド規模:22億円
  • - 有限責任組合員:両備システムズ、両備ホールディングス、両備エネシス、岡山電気軌道
  • - 無限責任組合員:Ryobi AlgoTech Capital
  • - 設立日:2025年9月
  • - 運用期間:10年間
  • - 投資対象:国内外のスタートアップ企業

このファンドは、特にAI技術や新しい技術の発展に重点を置いた投資戦略を採用し、日本国内30%、グローバル70%の配分で資金を運用します。主にASEAN、北米、イスラエル、欧州への投資を計画しています。

3. 柔軟な投資領域設定


第2号ファンドでは、探求すべき投資領域をあらゆる事業特性に基づいて分類しました。エンタープライズ向け、コンシューマー向け、ディープテック、そして社会課題解決型事業の4つにカテゴリ分けし、それぞれの領域における最新の技術トレンドを常に反映させながら柔軟に運営していきます。これにより、前回のCVCファンドで直面した制約から解放されます。

4. 海外スタートアップ投資の加速


両備システムズは、特に海外のスタートアップへの投資を加速させる方針です。2025年11月には、経済産業省から外部経営資源活用促進投資事業者として認定され、その内容を基に30億円のファンド資金の70%を国外の有望なスタートアップに振り向ける計画を進めます。シンガポールのベンチャーファンドと協力したパートナーシップも築き、成功の確率を高める施策を打ち出しています。

5. 社会課題解決へのアプローチ


両備グループは地域社会のサステナビリティにも力を入れています。創立115年を迎えたことを機に開始した「Wonderful Solution Project」では、地域の課題に対して革新をもたらすスタートアップに対する支援を行っており、少子高齢化や温暖化などの社会的問題に真正面から向き合う姿勢を示しています。これらの取り組みは、ただの利益追求ではなく、地域住民、企業、そして社会全体の持続可能な未来に向けた投資を促進することに貢献するものです。

両備システムズの新たな投資戦略は、スタートアップとの協力を通じて革新的な事業を生み出し、地域社会の課題に向き合う重要な一歩となるでしょう。未来の成長を見据えた柔軟で迅速な対応が求められる中、両備システムズは確固たる地位を築いていけるのか、注目です。

会社情報

会社名
株式会社両備システムズ
住所
電話番号

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