第46回サントリー地域文化賞、地域文化の発展に貢献した5団体を顕彰

サントリー地域文化賞、第46回受賞者の発表



公益財団法人サントリー文化財団は、12日に第46回「サントリー地域文化賞」の受賞者を発表しました。この賞は地域文化の発展に寄与した団体や個人を表彰するもので、毎年、優れた活動が評価されます。

受賞者の紹介


本年度は、以下の5団体が受賞しました。

1. 蘭越パームホール(北海道蘭越町)
音楽の楽しみを地域に広めるために私設ホールを運営する金子一憲氏が率いる団体です。地域に密着し、音楽イベントを通じて住民との交流を深めています。

2. たかさき絵本フェスティバル(群馬県高崎市)
絵本文化の振興を目的とし、毎年原画展を開催している特定非営利活動法人「時をつむぐ会」。代表の續木美和子氏は、絵本の魅力を伝えるために尽力しています。

3. えちごせきかわ大したもん蛇まつり(新潟県関川村)
大蛇を作成し村内を練り歩くことで、水害の記憶を後世に伝えるユニークな祭り。加藤弘氏が大会長を務め、地域の伝承文化を大切にしています。

4. 勝山左義長ばやし保存会(福井県勝山市)
伝統的なお囃子を次世代に引き継ぐ保存会で、桝家淳一郎氏が会長です。祭りの活性化を目指し、多くの担い手を育てる活動に取り組んでいます。

5. 全国『かまぼこ板の絵』展覧会(愛媛県西予市)
かまぼこ板を素材にしたアートを通じて地域を活性化する展覧会を開催。森岡光雄氏が館長を務める美術館が中心となり、作品募集と展覧会を28回にわたって実施しています。

贈呈式と選考過程


受賞者には正賞として楯が、副賞として300万円が贈られます。贈呈式は10月16日に大阪市内で行われる予定です。

選考は全国の新聞社やNHKからの推薦をもとに実施され、書面審査と現地調査を経て、地域文化への貢献度や将来性が考慮されました。選考委員には著名な研究者や作家が名を連ねており、その厳格さが感じられます。

サントリー文化財団の目的


この奨賞は1979年に創設され、245件の受賞が行われてきました。サントリー文化財団は国際化、情報化社会における文化活動の振興と学術研究の育成を目指しています。公式ホームページでも詳しい活動内容が紹介されています。

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会社情報

会社名
サントリーホールディングス株式会社
住所
大阪府大阪市北区堂島浜2-1-40
電話番号

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