ソラスト、全社員にGoogle Workspaceを導入
株式会社ソラストは、東京都港区を本社とし、医療、介護、保育サービスを提供する企業です。今回、同社は約30,000人の全社員を対象にGoogle Workspaceを採用し、新しいクラウド基盤への移行を行いました。
この取り組みは、中期経営計画の中で特に重要な戦略として掲げられている「人的資本経営強化×テクノロジー」を実現するためのものです。ソラストは、働き方改革や現場でのオペレーションの高度化を図るために、業務の効率化を必要としていました。
従来、多くの業務システムを運用していたソラストですが、情報が拠点やPCに分散しており、業務の属人化やナレッジの蓄積不足が深刻な問題でした。さらに、複雑な業務プロセスとExcel依存の文化が効率化の妨げとなっており、業務のスムーズな進行に課題がありました。そこで、クラウドを基盤としたIT環境の必要性が浮き彫りになり、Google Workspaceの採用に至りました。
Google Workspaceの導入により、情報の一元管理やリアルタイムでの共同作業が可能となり、各部署や拠点を超えた協力が日常的に行えるようになります。特に生成AI「Gemini」などの先進的なツールを利用することで、文書作成や情報整理といった事務作業が効率化され、職員が本来の業務に集中しやすくなる環境が整います。また、クラウド基盤に移行することで、情報を資産として共有・活用できる体制が確立され、生産性の向上にも繋がります。さらに、セキュリティ面の強化やIT管理の簡素化が実現し、ライセンスの最適化による中長期的なコスト削減が期待されています。
今回のGoogle Workspace導入に関する詳細は、Google Workspace Japanの公式ブログにも掲載されていますので、興味のある方はぜひ確認してみてください。
Google Workspace Japan 公式ブログ
ソラストは『人とテクノロジーの融合による、『安心して暮らせる地域社会』の実現』を企業理念として掲げており、デジタルトランスフォーメーション(DX)を軸に新しいビジネスの創出と既存ビジネスの改革を進めています。今後も医療、介護、保育分野でのDXを推進し、すべての人々がより安心して暮らせる社会を目指して、価値あるサービスを提供していく予定です。
株式会社ソラストについて
ソラストグループは、全国に約33,000人以上の従業員を擁し、医療事務の受託、在宅系サービスや施設系サービスの提供、さらには認可保育所の運営を行っています。様々なサービスを通じて地域社会の支援に努めています。