岐阜県大垣市に本社を置く
株式会社槌谷が、創業270年を迎え、特別な感謝祭を開催します。この催しは10月1日よりスタートし、長年のご愛顧に感謝の意を表した内容となっています。270周年を祝うこのイベントでは、ここでしか味わえない新商品が用意されています。
新商品のラインナップは注目で、まず「おゝ垣」の“オトナの珈琲”味。これは、ブッセ生地の中にクリームを挟み込んだ、コーヒーの風味を存分に楽しめる逸品です。そして、もう一つが「みずのいろテッシン」。こちらは地元の日本酒を贅沢に使用し、特別な風味を楽しめる和菓子です。
「みずのいろテッシン」には、江戸時代から続く大垣市船町の酒蔵、
三輪酒造の名酒、「男爵鉄心」と「公爵鉄心」が使われています。これらのお酒は、三輪酒造の150周年を祝って名付けられたもので、特別な意味を持つ逸品です。このお酒を使ったお菓子は、贈り物にもぴったりで、酒好きの方にとっては特別感のある商品となっています。
この270周年祭は、各店舗での特別イベントとともに、創業の歴史を感じられる機会でもあります。創業は1755年(宝暦5年)で、あの頃から受け継がれてきた伝統が、今の新しい商品にも生きています。特に、岐阜名産の
柿羊羹は、四代目の右助が1838年に開発し、それ以来ずっと愛され続けてきました。この羊羹は、岐阜県原産の蜂屋柿を使用したもので、その甘さは平安時代から既に評価されていたとか。今でもその味わいは、岐阜の風土を感じさせてくれます。
また、周年祭では、特別なイベントが各地で行われます。参加できる店舗は、私たちの本店である俵町本店をはじめ、
大垣駅前店や
赤坂店、
三城店、
アル・プラザ鶴見店、そして
アピタ北方店、さらには
柏屋光章アスティ一宮店の一部商品も含まれています。各店舗でのイベントを通じて、驚きや感動をお届けできますので、ぜひ訪れてみてください。
株式会社槌谷は、270年の歴史を持ちながらも、常に新しい試みを大切にし、素材の魅力を引き出した「自然味」重視のお菓子作りに励んでいます。伝統を守りながらも進化を続ける姿勢は、多くの人々に親しまれ、支持されています。今後とも、地域の皆様とともに歩んでいく株式会社槌谷に、ぜひご期待ください。