新たな産業機器向けデータ交換ソフトウェアの登場
株式会社大阪エヌデーエスは、2024年10月2日から、組込みプラットフォーム「Armadillo」向けの評価版ソフトウェアを無償で提供し始めました。このソフトウェアは、信頼性の高いデータ交換を実現するOPC UAに基づいており、特に産業機器のサーバー開発を容易にします。
OPC UAとは、異なる機器やシステムがスムーズにデータ交換を行うための国際標準規格です。これに準拠した「BRICK eConnectコンテナ評価版」を通じて、ユーザーは簡単にOPC UAの通信評価が可能になります。この評価版は、特に「Armadillo-IoTゲートウェイG4」と組み合わせて利用することを想定しており、ユーザーにとって非常に便利なスタートアップ環境を提供します。
ARガイドの特徴
このBRICK eConnectコンテナ評価版では、以下のような特長があります:
1.
データ収集に優れた接続性:Cogent DataHub(TM)との接続が容易で、シームレスなデータ連携が可能です。
2.
サンプルデータの活用:OPC UAサーバーで公開されているサンプルデータをOPC UAクライアントで確認できるため、実用的なデータ利用が実現します。
3.
カスタマイズ性:サンプルアプリコードをユーザー自身でカスタマイズすることができます。これにより、個別ニーズにあった動作を実現できるのがメリットです。
対象となるのは「Armadillo-IoTゲートウェイG4」のユーザーで、これにより、産業ネットワークとしての有用性がさらに向上します。
どうやって始めるのか?
すでにこの評価版は、Armadillo製品専用のウェブサイトからダウンロード可能です。これにアクセスすることで、10月2日以降に簡単にソフトウェアを入手し、操作を開始できます。シンプルなインターフェースが特徴で、速やかにデータの通信評価をスタートさせることが可能です。
産業自動化の未来に向けて
このような新たな取り組みは、大阪エヌデーエスと「Armadillo」を展開する株式会社アットマークテクノによるものです。2001年から続く「Armadillo」の開発は、80万台以上に及び、その信頼性は業界内で高く評価されています。大阪エヌデーエスは、Cogent DataHub(TM)を用いて、産業オートメーションの進化にも貢献しています。
特に、データ連携を実現するソフトウェアの提供は、今後多くの産業自動化システムの効率化に寄与することでしょう。この新しいソフトウェアを活用することで、企業は競争力の向上や運用コストの削減を実現できると期待されます。ユーザーのニーズに応じた高度な技術を手軽に導入可能にするこのソフトウェアの存在は、今後の産業界に大きな影響を与えることでしょう。
※詳しい情報は、
こちらのリンクからご覧いただけます。また、製品に関するお問い合わせは、大阪エヌデーエスの公式サイトを通じて受け付けています。ソフトウェア開発を加速させるこの新たなソリューションを、ぜひお見逃しなく!