日本の美しさを再発見する「KYUKA flower vase」
インテリア業界で注目を集めている「+0.2」が展開する「KYUKA flower vase」が、2025年のNY Product Design Awardsで金賞を受賞しました。この受賞は、デザインの革新性と日本的な美意識が見事に融合した作品に与えられるものです。
NY Product Design Awardsとは
NY Product Design Awardsは、単なる機能だけでなく、未来を見据えた優れたプロダクトデザインを評価する国際的なアワードです。2025年のテーマは「明日を再想像せよ(Reimagine Tomorrow)」であり、生活を見直し、未知の可能性を開こうとするデザイナーやクリエイターたちの挑戦を称えています。このような意義ある賞を受賞できたことが、KYUKAの持つコンセプトの強さを物語っています。
KYUKA flower vaseの特徴
KYUKA(休花)は「花を挿す」という従来の概念に囚われず、花を優しく支え、むしろ「休ませる」ことを目的とした花器です。私たちは日常生活の中で、花の美しさを求めがちですが、実はその一生の中に宿る静かな美しさにも目を向けるべきではないでしょうか。KYUKAは、咲き誇る瞬間だけでなく、散っていく美しさも讃えることができるのです。この作品は日本に根付く「侘び寂び」の考え方を体現しており、不完全な美や自然の成長、衰退を尊ぶ姿勢を示しています。
技術とデザインの融合
デザインには最新の3Dプリント技術が使用されており、植物の曲線に寄り添う有機的な形状が実現されています。また、環境に配慮した植物由来のPETG樹脂を素材に使用し、その持続可能性も追求しています。このように、従来の製品を単に模倣するのではなく、全く新しい価値を生み出すことを目指しております。
企業理念
「+0.2」は、感情や自然の揺らぎを一つの形として表現するインテリアブランドです。単なる商品を超え、心に響く存在を追求しています。彼らは「既存のものを3Dプリントで代替する」のではなく、新たな可能性を開くことを目指しており、このアプローチがKYUKAのような作品を生み出しています。
最後に
パートナー企業である内田空間意匠工房は、このKYUKAを通じて、日々の暮らしをより豊かにするアイデアやプロダクトを提供しており、持続可能な社会を目指すデザインに取り組んでいます。今後も「+0.2」の進化が楽しみです。ぜひ、公式サイトでさらなる情報をご覧ください。
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