京都 日本画新展2026の開催について
京都市下京区に位置する美術館「えき」KYOTOにて、2026年2月6日(金)から2月15日(日)までの10日間にわたり、「京都 日本画新展2026」が開催されます。本展は、西日本旅客鉄道株式会社と京都新聞の共同主催により、未来のアーティストたちが自由な創作活動を行う機会を提供することを目的としています。
日本画新展とは
「京都 日本画新展」は、2008年に創設されて以来、日本画を志す若手作家たちの表現の場として毎年開催されています。これにより、彼らは同世代の作家との切磋琢磨を通じて技術を向上させる貴重な機会を得ています。今回の展覧会では、特に選ばれた20~40歳代の30作家が、意欲的な新作を出品し、彼らの作品と共に推薦委員の日本画家による作品も展示されます。これにより、京都に根付く伝統と文化の中で、日本画の「今」を体感できます。
受賞作品の発表
今回の展覧会では、受賞作品も注目されています。大賞には中村勇太氏の「一笑図」が選ばれ、他にも波賀野文子氏の「邂逅」と堀花圭氏の「One day-waterfalls-」が優秀賞に輝きました。奨励賞を受賞した作品には、吉原拓弥氏の「生々瑞芽」や植田吏氏の「影見」なども含まれており、各作品は日本画の魅力を余すところなく表現しています。
ギャラリートークの開催
また、会期中には出品作家によるギャラリートークが実施されます。このトークでは、作家自身が作品の背景や想いを語り、観客に新たな視点で作品を楽しむ機会を提供します。特に土・日・祝日に行われる予定で、多くの方に参加をおすすめします。
詳細については、公式ホームページにて随時更新されますので、ぜひご確認ください。
展覧会詳細
- - 開催日時: 2026年2月6日(金)~2月15日(日)午前10:00~午後7:30(最終日は午後5:00まで)
- - 会場: 美術館「えき」KYOTO(JR京都伊勢丹7階隣接)
- - 入館料: 無料
- - 主催者: 西日本旅客鉄道株式会社、京都新聞
- - 共催: 京都府、京都市、京都商工会議所
- - 後援: 京都府教育委員会、京都市教育委員会、KBS京都、エフエム京都
企画運営に関するお問い合わせ
事務局は京都新聞COM営業局事業部が担当しており、電話075(255)9757まで問い合わせが可能です。お問い合わせは平日午前10時から午後5時まで受け付けています。
日本画の新進気鋭の作家たちの意欲作をぜひご覧になり、京都の深い文化を感じてみてはいかがでしょうか。