ジザイエがTACOMA’25に出展、先進的な遠隔支援技術を披露
株式会社ジザイエは、2025年5月29日と30日に開催される「TACOMA’25(竹中工務店 建設機械展 2025)」に出展することを発表しました。同社は東京大学の研究室からスタートしたスタートアップであり、リアルタイムで遠隔就労支援を行うプラットフォーム「JIZAIPAD」を提供しています。
出展内容と技術紹介
ジザイエが紹介するのは、遠隔臨場ソリューション「JizaiEyes」と「JizaiHands」の二つです。これらの技術は、建設現場における即時性と実用性を兼ね備え、作業の効率を大きく向上させることができます。
JizaiEyesの特長
「JizaiEyes」は、高画質・低遅延で通信に強いネットワークカメラサービスです。このサービスは、独自の映像圧縮技術を使用しており、トンネルや高所など、通信が不安定な環境でも鮮明なライブ映像を配信します。そのため、現場の状況を遠隔からでも“その場にいるかのように”把握することが可能です。
設置は非常に簡単で、電源に接続するだけで使用を開始できます。様々な機能も搭載しており、最大30日分の録画やクリップ動画の保存、マルチビュー機能、パン・チルト・ズーム操作などが可能です。これにより、安全管理や進捗確認、品質管理、さらには作業記録や防犯といった多様な業務をサポートします。
利用できるデバイスはPC、スマートフォン、タブレットで、クラウドと連携することで、さらに便利に利用できます。特長としては防塵防水設計や暗視対応、高圧縮映像配信などがあります。
JizaiHandsのユニークな利用法
一方、手のひらサイズでどこでも使用できる「JizaiHands」も注目を集めています。このウェアラブルクラウドカメラは、作業員の胸ポケットやヘルメットに取り付けることができ、三脚を使えば定点カメラとしても利用可能です。屋外でも利用でき、防雨性能を備えており、バッテリーで最大8時間の使用が可能です。
リアルタイムでの映像共有が可能なため、遠隔地からの作業支援や技術継承、点検記録など幅広いニーズに応えることができます。また、高圧縮伝送を使うことで、電波が入りにくい環境でも高画質で低遅延の映像を維持します。録画機器も不要で、スマートな運用が可能です。
TACOMA’25の開催概要
ジザイエが出展する「TACOMA’25」は、2025年5月29日と30日に行われる建設機械の展示会で、主催は株式会社竹中工務店です。詳細な会場情報については、主催者の公式発表を確認することが推奨されています。
会社概要
ジザイエは2022年11月に設立され、東京都千代田区大手町に本社を構えています。代表取締役の中川純希氏のもと、迅速に進化を続ける企業です。公式サイトやSNSで最新情報を発信しており、社外への問い合わせは広報担当宛に行うことができます。
以上の通り、ジザイエはTACOMA’25において新たな技術を披露し、建設現場における作業の効率化と安全性の向上に寄与することを目指しています。今後の展開に期待が高まります。