逆1on1で組織進化
2025-07-15 09:27:22

株式会社コンピュータ技研が導入した新施策『逆1on1』で組織に新たな風を吹き込む

組織の進化に向けた新たな試み



株式会社コンピュータ技研は、平成30年からのオーナーシップ制度を踏まえ、若手社員が聞き手となる「逆1on1」を新たに導入しました。本施策は、中堅や古参社員の経験を若手社員が引き出すことで、組織内部の対話を促進し、世代間のコミュニケーションを活性化することを目的としています。

逆1on1とは?


「逆1on1」とは、従来の上司と部下による1対1の形式を裏返し、若手社員が中堅や古参社員の話を聞く場です。この仕組みによって、豊富な経験を持つ先輩たちの知識や想いを若手社員が受け取ることで、組織内の情報共有を促進します。特に、古参社員が自己開示しやすくなるように設計されており、心理的安全性を重視した環境で行われます。

導入の背景


株式会社コンピュータ技研では、オーナーシップ制度を通じて社員の主体的なキャリア形成を支援してきました。この制度は、社員が自らの貢献に基づいて給与を申告する制度ですが、これにより以下のような課題が浮き彫りになっています。

1. 中堅・古参社員が自己を開示する機会が乏しい
2. 世代間のコミュニケーションが希薄
3. 若手社員が将来必要とされる傾聴力や質問力を身につける必要性

これらの課題を解決するために、逆1on1という革新的な手法が考案されました。

逆1on1の具体的な特徴


1. 三大目的を実現する設計


  • - 古参・中堅社員の心理的安全性を向上させる:自己開示を促進し、自分の内面や考えを発信しやすくなる環境を整えます。
  • - 世代間の相互理解を促進する:若手と古参社員が生の対話を通じてお互いの価値観や経験をシェアし、理解を深めます。
  • - 若手社員の成長を促す:対話を通じて傾聴力や質問力を習得し、将来のリーダーとしての基礎を築きます。

2. 心理的安全性を重視した実施環境


研修は1回30分間の短時間で行い、さまざまな部署のメンバーとペアを組むことで多様な視点とコミュニケーションを促します。

期待される効果


  • - 組織的なレベル:古参・中堅社員が自己を開示することで組織全体の心理的安全性が向上し、世代間の価値観の共有や理解が深まり、対話を基盤とした文化が醸成されることが期待されています。
  • - 個・人レベル:古参・中堅社員は自己開示力が向上し、メンターとしての力を強化します。一方で、若手社員は傾聴力や質問力を磨き、さまざまな価値観を理解する機会を増やします。

オーナーシップ制度との相乗効果


逆1on1はオーナーシップ制度との相互作用を狙っており、自己理解を深めることで、社員が適切な自己評価を行い、成長目標を設定する一助となります。この施策は、


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会社情報

会社名
株式会社コンピュータ技研
住所
大阪市都島区片町 2-8-1 CTL ゼロオンビル
電話番号

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