新潟のマイクロ酒蔵
2022-02-03 18:00:02

新潟に誕生したマイクロ酒蔵の挑戦と日本酒の未来

新潟に誕生した新感覚のマイクロ酒蔵



新潟県新潟市に、全く新しいマイクロ酒蔵「LAGOON BREWERY(ラグーン・ブリュワリー)」が誕生しました。2021年に設立されたこの酒蔵は、同年12月から酒造りを本格的に開始しています。日本酒製造の新規参入が難しい状況下で、海外向けの製造免許を取得したことが大きな特徴です。

新規参入の背景



これまで日本酒業界では新規の製造免許を取得することがほぼ impossible でしたが、2021年4月に海外向けの規制が緩和されたことで、新規参入の道が開かれました。創業者の田中洋介氏は、当時老舗酒蔵の社長を務めていましたが、この機会を逃さず独立し、LAGOON BREWERYを設立しました。これにより、若い世代へのアプローチも視野に入れた新たな酒造りに挑むことになります。

LAGOON BREWERYの特徴と製品



LAGOON BREWERYは、日本酒のみならず「その他の醸造酒」も手がけることにより、幅広い酒類の製造を実現しています。この製造免許には、伝統的な「どぶろく」やユニークなSAKEが含まれ、国内での販売も可能です。特に、日本酒の製造は輸出用に限定されているため、特別な体験を国内外に提供することを目指しています。

会社は、米麹を自ら製造し、発酵のプロセスにおいて独自の工夫を凝らした多様な酒造りを続けています。これにより、品質の高い日本酒やSAKEを次々と世に送り出していく計画が立てられています。LAGOON BREWERYでは、3つの基本方針を掲げています。

1. 感激できる多様な美味しさ:新たな味わいの追求に力を入れています。
2. 極小規模:マイクロ酒蔵モデルの確立を目指します。
3. 持続可能性:美味しさを維持し続けるための取り組みを推進しています。

このように、LAGOON BREWERYはただ酒を製造することにとどまらず、飲む人々に感動を与えることを目的としています。

クラウドファンディングによる支援



LAGOON BREWERYでは、クラウドファンディングを通じて事業資金を募っています。目標金額200万円を設定し、その期間は2022年2月3日から2月28日まで。特筆すべきは「1年間の成長を見守る頒布会」というリターンで、初の仕込みから続く12本の酒を1年間にわたって提供する特別なプランです。これにより、酒造りの過程を通じて、参加者自身が成長を実感しながら楽しむことができます。

最後に



LAGOON BREWERYは、酒蔵創業を通じて日本酒の新たな可能性を探求し続ける姿勢を持っています。この新しい取り組みにより、いつか日本国内でも製造した日本酒を楽しむことができる日が訪れることを願っています。新たな酒蔵がもたらす日本酒文化の未来に、ますます期待が高まるばかりです。

会社情報

会社名
LAGOON BREWERY合同会社
住所
新潟市北区前新田乙576−1
電話番号
025-250-0069

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