オンラインカンファレンス「危機管理カンファレンス2025秋」とは?
2025年9月24日から26日にかけて開催されるオンラインイベント「危機管理カンファレンス2025秋」は、BCPや危機管理、リスクマネジメントに携わる多くの実務者が集まる場です。このカンファレンスは、変化するリスク環境に対する新しい戦略や知見を共有し、多様化する課題に取り組むための重要な機会となります。
近年、私たちを取り巻くリスクは増大しており、生成AIの普及やサイバー攻撃の高度化、さらには地政学リスクの拡大が懸念されています。これらの課題に対応するためには、従来型のアプローチでは不十分であり、革新的で実践的な危機管理戦略を構築する必要があります。しかし、参加者たちは各企業の事例を共有し合うことで、原点に立ち返り、次に取るべきアクションを見出すための知恵を交わすことができます。
Specteeの講演内容
このカンファレンスのDAY1では、株式会社Specteeの代表取締役CEO、村上建治郎氏が登壇します。彼の講演タイトルは「AIで実現する危機の予測とリスク管理計画 ~BCP対応からサプライチェーン強靭化まで~」です。
村上氏は、AIを活用した危機の予測が可能になるまでの取り組みや、最近の自然災害リスクの増加について述べます。特に南海トラフ地震の発生確率が引き上げられたことや、企業における災害対策が急務である理由を説明します。彼は、SNS、気象データ、IoTセンサーなど、多様なデータを解析することで、リアルタイムの災害状況を可視化する技術についても紹介する予定です。
また、気象庁からの認可を受けた洪水予測技術についても詳しく解説し、参加者に最新の知識を提供することを目指しています。この講演は、2025年9月24日(水)14:35から30分間のセッションとして予定されています。
参加方法と視聴情報
危機管理カンファレンス2025秋は完全オンラインでの開催。視聴は事前登録が必要で、参加費は無料です。興味のある方は、公式ウェブサイト(https://risk-conference.net/)から登録を行うことができます。ライブ配信終了後も、オンデマンドでの配信が10月26日(日)まで予定されているため、リアルタイムに参加できない方でも後から視聴することが可能です。
株式会社Specteeの紹介
株式会社Specteeは、「“危機”を可視化する」というミッションのもと、データ解析を通じて災害リスクの情報提供を行っている企業です。AIを駆使したリアルタイム防災・危機管理サービス『Spectee Pro』が特に注目されており、多くの自治体や企業に導入されています。このサービスは、センサーデータを解析し、災害時に迅速に情報を収集・可視化することを可能にします。また、昨年からは海外市場にも進出しており、フィリピンの中央官庁や地方自治体でも導入が進んでいます。
これらの影響力ある取り組みを通じて、Specteeは危機管理の最前線で活躍しており、将来のリスクに備えるための重要な役割を果たしています。