生成AI協会GAISに新たな理事3名が就任 - 河津氏、嶋氏、村井氏、それぞれの専門性を活かし協会を牽引

一般社団法人生成AI協会（GAIS）は、新たに3名の理事が就任したことを発表しました。新たに就任したのは、株式会社AITech代表の河津大誠氏、株式会社KDDIテクノロジー CTOの嶋是一氏、東武トップツアーズ株式会社 CDOの村井宗明氏の3名です。

河津氏は、Webメディアにおいて生成AIに関する記事を100本以上執筆し、生成AIの最新技術とその応用について深い知見を持つ人物です。AITechは、建設および医療分野に特化したAI開発と研修を行っており、河津氏はGAISとの連携を通じて、若い世代の技術者や研究者との交流を促進し、生成AIの革新を推進する架け橋としての役割を担うことを目指しています。

嶋氏は、株式会社KDDIテクノロジーにてGPT2の活用を開始し、LLMを用いた開発や検証に取り組んできました。個人としても、GAISのジェネレーティブAI勉強会での登壇や執筆活動、教育関係者への指導を行っており、生成AIの人材育成に対する強い意欲を持っています。嶋氏は、今後の「生成AI人材不足」に対し危機感を抱いており、これまでの経験を生かし、生成AIの人材育成に取り組み、教育現場での活用促進を行いたいと考えています。

村井氏は、AIの可能性に強い信念を持ち、その発展に貢献できることを喜びとしています。具体的には、自治体や農協などの公共分野でのAIの応用を推進し、より多くの人々に恩恵をもたらすことを目指します。AIエンジニアとして、AIを活用した政策提案システム、議会答弁の質を向上、申請書システムの開発に積極的に取り組み、最新の技術を駆使して革新的なソリューションを提供していく予定です。

GAIS代表理事の上村章文氏は、3名の理事就任について、「それぞれの専門性を活かし、GAISの活動に大きく貢献してくれると確信しています。GAISは、生成AIの最前線で活動し続ける組織として、これからも多くの人材と共に成長し、発展してまいります。」とコメントしています。

GAISは、2023年6月29日に設立された、生成AIの普及と発展を促進することを目的とした団体です。会員は、企業、大学、研究機関など多岐に渡り、生成AIに関する研究開発、教育、普及活動を行っています。今回の理事就任により、GAISは更なる発展が期待されます。