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クラウドで実現する画像の鮮明化「Lisr-CIS」

昨今、画像品質の向上が求められる場面は増えていますが、高額な機器や専門知識が必要な画像処理は、一般ユーザーにとって敷居が高いものでした。そんな中、株式会社ロジック・アンド・デザインが日本初のクラウド画像鮮明化サービス「Lisr-CIS」を発表し、手軽に高画質な画像を手に入れる方法が提供されました。

Lisr-CISの特徴

「Lisr-CIS」は、特別なソフトウェアや高価なパソコンが不要で、WEBブラウザ上で簡単に操作できるのが大きな特徴です。利用者は、ブラウザから画像をアップロードするだけで、高度な処理が施された鮮明な画像を手に入れることができます。さらに、SSL/SSHによるしっかりとしたセキュリティが実装されており、安心して利用できる点も魅力です。

対応する画像フォーマットは多岐にわたり、自動化された処理が行われることから、複雑な設定は不要です。もちろん、細かい設定を行うことも可能で、専門的なニーズにも応えられます。

用途に応じた価格コース

「Lisr-CIS」には、個人や企業、プロフェッショナル向けの異なるニーズに応えるため、３つの料金プランが用意されています。例えば、SNS用に画像を鮮明化したい個人ユーザーには「Lightコース」がおすすめで、月額3,300円でVGAサイズの画像を100枚処理できます。企業向けの「Standardコース」や、報道や建設業界向けの「Powerコース」もあり、それぞれのボリュームに合わせた設定がされています。

「Lisr-CIS」を用いた画像鮮明化のメリット

画像鮮明化の技術であるLISr®（Logical Image sensitizer）は、画素ごとにアルゴリズムを用いて判断を行うため、極端な明るさや暗さが混在した画像でも全体のバランスを保ちながら処理が行われます。これにより、悪天候で曇ったり、逆光で黒つぶれした画像でも、被写体が鮮明に再現されるのです。これは画像加工とは異なり、元の画像を変形させることなく、証拠としても扱える特性を持っています。

技術の背景とは

LISr®技術の開発は約15年前から始まり、初めは海上監視カメラの補完システムとして利用されることが始まりました。数回の進化を経て、最新の第3世代モデルが投入され、ノイズを最小限に抑えた画像処理が実現しました。この技術を用いた製品は、ネットワークカメラやソフトウェアなど多岐にわたり展開されています。

会社の理念

ロジック・アンド・デザインは、「画像処理、解析、加工がコア・テクノロジーとなる未来に向けて、Quality Of Lifeの向上に貢献すること」をミッションとし、日々進化を続けています。これからの時代、さらなる技術の進行が期待される中、安全で快適な生活を実現するための頼もしいサービスとなることが予想されます。

この「Lisr-CIS」は、画像鮮明化の新たな可能性を広げ、より多くの人々に高品質な画像を提供できるサービスとして、今後の展開が注目されます。

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