最新のアップデート情報:harBestの新機能と改善点
AIデータプラットフォーム「harBest」は、2024年8月に重要なアップデートを行い、ユーザーの便宜をさらに向上させる新機能を追加しました。このアップデートにより、特に多角形アノテーション機能が強化され、より快適にデータのアノテーション作業ができるようになりました。
多角形アノテーション機能の強化
harBestで人気を博している多角形アノテーション機能は、ユーザーからのフィードバックを受けて改善が行われました。データの見やすさを向上させるため、特定レイヤーを表示または非表示にする機能が新たに追加され、必要なレイヤーにだけ焦点を当てられるようになりました。レイヤーの表示切替は、目玉マークをクリックするだけで簡単に行えます。
新しいショートカットキーの追加
作業効率を上げるためのショートカットキーも導入されており、次の操作が簡単にできます。
- - 拡大: Ctrl (⌘) + +キー
- - 縮小: Ctrl (⌘) + ーキー
- - 元に戻す: Ctrl (⌘) + Z
- - やり直す: Ctrl (⌘) + Shift + Z
- - レイヤー削除: Ctrl (⌘) + Del または Backspace
また、マウスホイールを使った拡大縮小機能も実装され、作業中の使い勝手が大幅に改善されました。これにより、ユーザーは直感的に操作できるようになり、アノテーション作業がスムーズに行えます。
ページネーション機能の見直し
自動的にデータが読み込まれるページネーション機能についても改良が加えられました。これにより、アノテーション作業中にページの位置を把握しやすくなるような設定が可能になりました。自動読み込みをオフにすることで、承認作業に集中しやすくなるといった声も寄せられており、ユーザーのニーズに応えるにあたっての重要な改善点です。
MS COCO形式のスナップショット保存がもっと便利に
スナップショットの保存時に、MS COCOフォーマットでアノテーションデータのみを保存できるオプションが新たに追加されました。これにより、ディスク容量を気にすることなく、迅速にデータをダウンロードできるようになります。画像ファイルを同時にダウンロードする必要がない場合には、この機能が特に役立ちます。
harBestの特徴と企業について
「harBest」は、日本で唯一のクラウドワーカーによるアノテーションプラットフォームとして、多くの企業で導入されています。特に製造業や小売業など、様々な業種で活用されているため、AI開発においての課題解決に貢献しています。株式会社APTOが提供するこのサービスは、データやモデル、人的リソースに関するボトルネックを解消し、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援します。
今後も更なるアップデートを通じて、「harBest」はユーザーの皆様にとってより使いやすいプラットフォームを目指します。詳細は公式サイトでぜひご確認ください。