京都市が芸術家のための移住支援を強化
京都市は、芸術家や文化芸術関係者が集う魅力的な環境を整備するため、新たに移住・居住推進の情報発信ウェブサイト「たどり着いたら京都」をグランドオープンしました。このサイトは、芸術家が京都に住み、活動しやすい条件を提供することを目的としています。
ウェブサイトの概要
このウェブサイトは、令和6年7月31日に公開され、さまざまなコンテンツを通じて、京都へ移住を検討する文化芸術関係者に向けた情報を発信しています。具体的には、以下の内容が掲載されます:
1.
インタビュー記事
京都に移住したアーティストや文化芸術関係者へのインタビューを通じて、彼らが京都を選んだ理由や背景を紹介します。
2.
キーワード一覧
移住を決意するきっかけとなる「キーワード」を示し、京都での生活をイメージしやすくします。
3.
みんなの京都へのたどり着き方
地図を使って、芸術家たちが京都にたどり着くまでの道のりを可視化します。
公開予定のインタビュー参加者
サイトでは、すでにいくつかのインタビューを掲載しています。ここではその中から3人の方を紹介します:
アーティスト・映画監督として知られる荒木さんは、増えつつある京都での仕事の機会とご縁に引かれ、移住を決めました。黒田勇の指導の下、アートシーンで強く印象を残しています。
現代美術キュレーターの金澤さんは、上海から帰国し、関西での仕事を経て京都に拠点を移しました。アート界の重要な役割を果たしています。
演出家でダンサーの倉田さんは、京都造形芸術大学への入学を機に移住しました。ダンス界での活動を通じて、京都の文化を広めています。
文化芸術支援の相談窓口
また、京都芸術センター内に配置された「京都市文化芸術総合相談窓口(KACCO)」では、移住や居住に関する相談を受け付けています。専門の相談員が常駐し、契約、著作権など、文化芸術活動に必要な知識を提供しています。この窓口は火曜日から土曜日の間、10時から18時までopenしています。
- - 所在地: 京都市中京区山伏山町546-2 京都芸術センター内
- - TEL: 075-252-2162
- - 公式ウェブサイト: 京都市文化芸術総合相談窓口
まとめ
「たどり着いたら京都」は、京都に新たなアートの息吹をもたらすプロジェクトとして、文化芸術界の人々に新しい拠点を提供するものです。ウェブサイトを通じて広がるネットワークと交流の場が、より多くの芸術家を京都に引き寄せることを期待しています。