全日本タワー協議会が「全日本タワー連盟」に生まれ変わる
日本全国のタワーが加盟している全日本タワー協議会は、2025年4月1日に名称を「全日本タワー連盟」に変更することを発表しました。この移行は、加盟タワー同士の結束を更に強めることを目的としており、観光業界のさらなる発展を目指しています。
歴史的な背景と加盟数の増加
この団体は、1961年に東京タワー、名古屋テレビ塔(現:中部電力MIRAI TOWER)、通天閣の3タワーからスタートしました。その後、多くのメンバーが加わり、最近では2024年に埼玉県行田市の行田タワーも新たに仲間に加わりました。現在は、全国のタワーが連携し、情報交換やイベント活動を行うことで、タワーの魅力を広めています。
スタンプラリーと「展望の日」の企画
全日本タワー連盟の一環として行われる「All-Japanタワーズ スタンプラリー」は、加入タワーを4ブロックに分け、全てのブロックを巡ることを目的としています。このスタンプラリーは多くの参加者から注目を集め、2023年3月20日時点で延べ1,675人が達成者として名を連ねています。さらに、毎年10月1日は「展望の日」と定め、全ての加盟タワーが合同で観光PRキャンペーンを実施。昨年は全国20タワーが参加し、盛り上がりを見せました。
「展望の日」は「10」を「ten(テン)」、そして「1」を「棒(ボウ)」と読み、「テンボウ=展望」との響きを持つことから名付けられています。この特別な日を通じて、各タワーが展望の魅力を引き出すためのノベルティを制作し、来場者へ配布しています。
新たなロゴの創出
全日本タワー連盟では、新たなロゴのデザインも公募形式で行い、多くの応募作品から選ばれたものが決定しました。このロゴは、日本列島をイメージした4つの星を用いており、一つの大きなタワーのイメージを表現しています。タワーのそれぞれが光を伸ばし、煌びやかな未来を示すデザインは、観光業界のさらなる成長に向けた期待を感じさせます。
今後の展望
「全日本タワー連盟」としての活動を通じ、観光発展に貢献することが目標です。各加盟タワーは、交流を深めつつ共同でイベントを企画し、全国の観光スポットとして更なる魅力を発信していく方針です。これからも、「全日本タワー連盟」の活動にご注目ください。
公式サイト:
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