新体制発足で成長を加速するミライラボバイオサイエンスの挑戦

ミライラボバイオサイエンス株式会社は、2025年7月31日付で新しい経営体制を発表しました。新たに代表取締役兼最高経営責任者（CEO）・最高技術責任者（CTO）に就任したのは、これまでの主席研究員である清水宣明氏です。この人事は、加齢に伴い体内のNAD⁺が減少することへの対応策であるNMNの普及を促進する企業戦略の一環として捉えられています。

新しいリーダーシップのもとでの進化

清水宣明氏は、東京工業大学で博士号を取得後、数々の学術機関や研究機関での実績を持つ科学者です。2019年にミライラボに加わって以来、彼はその研究の進展とともに役職を担ってきました。彼の就任により、企業の技術的な進化が期待され、より一層のイノベーションが進むことが見込まれています。

また、清水氏はグループ企業であるオリエントインターナショナルおよびBio Umbrella株式会社でも代表取締役に就任し、グループ全体での統一感ある経営が実現することになります。これにより、NMNのリーディングカンパニーとしての地位をより一層強固なものにすることが目的です。

NMN市場の拡大と期待

NMN、すなわちニコチンアミドモノヌクレオチドは、NAD⁺の前駆体であり、その需要は年々高まっています。特に、健康志向が高まる中で、加齢に伴う健康問題への関心が高まっているため、NMN製品は今後も高い成長が予測されています。当社は、高品質かつ高安全性のNMNを製造・販売することで認知度を向上させていきます。これは特に、サプリメントや化粧品というカテゴリーにおいて、競争優位性を保持するための重要な要素となります。

投資ファンドによる資本参加

さらに、ミライラボはクレアシオン・キャピタル株式会社からの出資を受けることが決まりました。この資本参加は、同社の成長戦略を支えるものとして大きな期待が寄せられています。クレアシオン・キャピタルは企業の競争力を重視した投資を行っており、ミライラボの業績向上と新規顧客開拓に貢献することでしょう。

このようなバックアップを受けて、ミライラボは国内外において販売網を強化し、新規顧客の獲得を進めていきます。特にEC事業の拡充は、デジタル化が進む現代において企業成長に必要不可欠です。

今後の未来と展望

ミライラボバイオサイエンス株式会社は、サイエンスフィールド出身者が経営を担う体制のもと、一層迅速な意思決定を実現し、各事業の価値を最大限に引き上げる努力を続けてまいります。新しい体制により、企業価値の向上と持続的な成長を目指し、社員全員が一体となって邁進する決意です。今後とも、変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。