企業向けAI導入支援サービス、ジンベイの新取り組み
ジンベイ株式会社は、2025年8月に新しい企業向けのAI導入支援サービス「セキュアLLM導入支援」を開始することを発表しました。このサービスはオープンソースの大規模言語モデル(LLM)を活用し、特に企業が社内で機密データを安全に扱える環境を提供することを目的としています。特に、企業が直面している様々なセキュリティの課題に対して、どのように解決策を見出すことができるのかが注目されています。
企業が抱えるAI導入の課題
AI技術の利活用に対する需要が高まる中で、多くの企業が導入をためらう要因として、以下の3つの課題が挙げられます。
1.
社外サービスへの機密データ送信の不可
2.
社内ネットワークが閉じられており、外部通信が制限されている
3.
社内データを使用したAIの性能向上ができない
そのため、ジンベイはこれらの課題を解消し、「誰もが安心してAIを使える環境」の構築を進めるべく、オープンLLMを用いたオンプレミス対応の支援サービスを提供します。
ジンベイの「セキュアLLM導入支援」が解決する意義
ジンベイが提供する支援サービスには、次の3つの重要な特徴があります。
ユーザーが社外と通信する必要がない環境内で、AIを実装できるサポートがあります。このことで、情報漏洩リスクを排除した安心な運用が可能となります。
社内のデータを活用し、ファインチューニングやRAG構成によって業務に適した高精度なAIを実現します。
製造業、医療、金融、法務などの異なる業界において、具体的な活用場面が期待されています。例えば、製造業では未発表製品の設計書を使ってナレッジ検索を行い、医療分野では電子カルテを活用した問診支援AIを構築します。
今後の展望と支援体制
ジンベイは、gpt-ossなどのオープンLLMの進歩によって、企業内のAIの民主化が進むと予測しています。これにより、中小企業から大企業まで幅広くサポートし、導入から運用まで一貫した支援を行っていく方針です。特に、現在導入を検討中の企業からの問い合わせも受け付けており、今後のエンタープライズ企業におけるAI活用の一助となることでしょう。
皆様の企業においても、AI技術を安全に導入したいと考えている方は、ぜひジンベイの「セキュアLLM導入支援」を問い合わせてみてはいかがでしょうか?
会社概要
ジンベイ株式会社は「働くを変える」を企業のミッションに掲げ、最新の生成AI技術を活用して業務のデジタル化を推進しています。法人としての成長を支援し、各種サービスによって生産性向上を図ることを目指しています。
所在地:神奈川県横浜市
公式Webサイト:
ジンベイ公式サイト