音声コミュニケーション市場の新たな連携体制
トラムシステム株式会社は、音声コミュニケーション市場のさらなる進化と競争力の強化を目指し、新たな連携体制「Tram Partner Consortium」を設立しました。このコンソーシアムは、業界を横断して様々な企業が参加し、共に価値を創造することを目的としています。
設立の背景
音声コミュニケーションの技術、特にクラウドPBXやCCaaS(コンタクトセンターサービス)が普及し、急成長を遂げていますが、その一方で機能の分断や属人化が進み、業界全体にとっての障壁となっています。これらの課題を克服するためにトラムシステムは、パートナー企業との連携を強化し、「共創・共栄」の理念に基づいたエコシステムを構築することを決意しました。
コンソーシアムの理念と活動方針
Tram Partner Consortiumは参加企業が互いに尊重し、対等な立場で市場価値を創出する「共創型エコシステム」です。以下はその活動方針です。
- - リード創出: 共催セミナーや展示会での共同施策を通じて、新たなビジネス機会を創出します。
- - 提案・営業: 営業と技術の連携を強化し、顧客のニーズに応える高品質なソリューションを提供します。
- - 構築・導入: リソースやノウハウを共有しながら、協業の体制を強化していきます。
- - 運用・保守: 運用段階でも相互に支援し合うことで、基盤運用の連携を実現します。
行動原則
- - Respect: 各企業の戦略や独自性を尊重し、信頼に基づいたパートナーシップを築きます。
- - Confidentiality: 知的財産とビジネス情報を適切に保護し、高い信頼関係を維持します。
- - Win-Win Mindset: 利他的な視点と共創の精神で、双方の成長を目指します。
- - Open Communication: 課題は対話によって解決できるという信念の下、建設的なコミュニケーションを重視します。
今後の展開
Tram Partner Consortiumの初回イベントは、2025年6月26日に「スタートアップ・セッション」と題して開催されます。このイベントでは、参加企業が協力し、サービスのアップデートや事例紹介を通じて、コンソーシアムの未来を形作るための第一歩を踏み出します。具体的な日時や会場についての詳細は公式ウェブサイトで確認できます。
トラムシステムが提供する音声サービス
トラムシステムは、「VaaS」「CCaaS」「UCaaS」の三つの分野でクラウド音声サービスを展開しています。これにより企業は業務の生産性を向上させるべく、各サービスを組み合わせた活用が可能です。
1.
VaaS(Voice as a Service): TramLine
BCP対策や通信費削減を目的としたクラウド型電話回線サービスです。高コストパフォーマンスと拠点の集約化を実現します。
2.
CCaaS(Contact Center as a Service): TramOneCloud CXi
中小企業向けのフルサービスのコンタクトセンタープラットフォームで、音声認識やAI機能が搭載されています。
3.
UCaaS(Unified Communication as a Service): TramOneCloud Essential / Professional
中小企業向けクラウドPBXサービスで、多様なニーズに対応したプランが用意されています。
トラムシステム株式会社について
トラムシステムは、音声関連サービスのリーディングカンパニーとして、名古屋に本社を置いています。2008年に設立され、従業員数は30名で、クラウドPBXやコンタクトセンターサービスなど、音声ソリューションの専門企業です。詳細な情報は
公式サイトで確認できます。