ITシステム可視化協議会が新たなスタートを切る
ITシステムの可視化や測定を促進する団体であるITシステム可視化協議会(旧日本ファンクションポイントユーザ会)が、設立30周年を記念して2024年2月6日付で名称を「ITシステム可視化協議会(Measurement Council for IT Systems, Japan)」に変更すると発表しました。この変化は、会員の課題解決に向けた活動の強化を目的として行われ、大きな転機となります。
新名称とサイトリニューアルの背景
新しい名称「ITシステム可視化協議会」は、活動理念であるMVV(ミッション、ビジョン、バリュー)を再定義した上で決定されました。これに伴い、活動内容やサービスも見直され、会員のニーズに応えるための新しい施策が展開されます。特に、ファンクションポイント法に関する取り組みは引き続き中核として残しつつ、測定・可視化の範囲を広げていく方針です。
サイトリニューアルの概要
併せて、ITシステム可視化協議会の公式サイトもリニューアルされました。新サイトでは以下の重要なポイントが強化されています。
1.
会員サービスの向上
会員からの多様な要望に応えるため、講演動画の事後配信やUdemyクーポンのオンライン取得、個々の会員種別に応じたコンテンツ参照の設定が可能に。また、個人認証の強化も図られています。
2.
情報発信力の向上
コンテンツ管理システム(CMS)を駆使した迅速な情報更新が行われ、SEO対策を強化することで当団体の認知度を向上。さらに、FacebookやXとの連携により、リアルタイムでの情報発信が実現されます。
3.
レガシー脱却
旧来のオンプレミス型WordPressサイトから、SaaS形式のローコードCMSへの移行が行われました。これによって、通信セキュリティも大幅に強化されます。
旧名の取り扱いについて
今後、プレスリリースなどでは旧名の併記は行わず、ITシステム可視化協議会(MCIS)としての情報発信が行われます。これに伴い、旧サイト(旧JFPUGサイト)は更新を停止し、その後閉鎖を予定しています。最新情報は新しいMCISサイトで確認できます。
最後に
新たな名称とサイトリニューアルを契機としてITシステム可視化協議会は、さらなる進化を続けることでしょう。会員の成長に寄与するための様々な取り組みが展開されることが期待されます。今後の活動に注目が集まります。
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団体概要
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会名: ITシステム可視化協議会
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代表者: 会長 藤貫美佐
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所在地: 東京都中央区銀座一丁目22番11号 銀座大竹ビジデンス2F
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ミッション: ITシステムの測定・可視化を通じた会員の成長と社会への貢献
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公式サイト:
MCIS公式サイト