音声認識「TeamLog」
2026-04-13 16:22:07

聴覚障害者支援!音声認識システム「TeamLog」正式リリース

新しい音声認識システム「TeamLog」の登場



岐阜県岐阜市の株式会社聴覚研究所が、新たな音声認識システム「TeamLog」を正式にリリースしました。このシステムは、複数人での会話に特化しており、特に聴覚障害者がその特性から情報を取りこぼしやすい場面での困難を軽減することを目的としています。TeamLogは2026年4月13日に発表され、厚生労働省のモデル事業での実証評価結果も同時に公開されました。このリリースは、聴覚障害者の就労支援や情報共有の改善に寄与することが期待されています。

音声認識が支えるコミュニケーション



複数人での会話は、聴覚障害者にとって特に難しい場面の一つです。発言が重なったり話題が次々に変更されたりすることで、会話の流れを理解するのが難しくなります。このため、業務理解やコミュニケーションの円滑さに影響を及ぼすことが多いのです。

さらに、これは聴覚障害者だけの問題ではありません。職場や会議の現場で雑音が多い環境では、文字起こしがうまく機能せず、議事録を作成する負担が増えることも珍しくありません。そこで登場したのが「TeamLog」なのです。

誰が話したかが一目でわかる



「TeamLog」は、マイクを使用する独自の仕組みを持っており、複数人の発言をリアルタイムで話者名付きで記録することができます。この機能により、会議や打ち合わせの内容をその場で把握しやすくなり、離れた後の確認や情報共有にも役立ちます。実際に使用される環境に対応するため、複数の指向性マイクが採用され、80dB以上の騒音環境でも高精度な文字起こしを実現しています。

厚生労働省のモデル事業での実績



TeamLogは、厚生労働省のモデル事業である「自立支援機器を活用する就労支援プロジェクト」に参加し、その中で聴覚障害者が苦手とする複数人での会議や打ち合わせに対応できる音声認識システムとして評価を受けました。このプロジェクトでは、実際に業務での使用や、難聴者協会との打ち合わせの際にどのように役立てられるかを検証し、その成果を誇示しています。

実証事業の成功と今後の展開



この実証プロジェクトでは、以下のような成果が報告されています:

  • - 30人以上が参加する会議でも情報の取りこぼしなし:複数のマイクにより、大人数の会話でも高い精度で文字起こしが可能であることが実証されています。実際に参加した難聴者からは、聞き返し等は一度もなく、スムーズな発言が可能だったとのことです。
  • - 騒音環境でのテスト成功:80dB以上の騒音がある環境でも、文字起こしの精度が低下せず、環境音による影響を受けませんでした。これにより、会話の理解度が向上したとの報告があります。
  • - 業務参加の頻度向上:予測されるとおり、文字情報があることにより、安心感が高まり、より多くの参加者が考えや発言に集中できるようになったとされています。
  • - 高精度の情報支援の実現:量的なサポートが可能となり、必要な情報の取りこぼしを大幅に減少できました。

これらの成果を元に、今後はTeamLogの音声認識システムをさらに普及させ、聴覚障害者への支援を拡大する計画が進められています。

最後に



「TeamLog」は、聴覚障害者にとって重要な情報にアクセスするための手助けをするだけでなく、すべての参加者にとって分かりやすい環境を作ることを目指しています。私たちのような音声認識システムが普及することで、より良いコミュニケーション環境が整い、社会全体の情報共有が進む未来が来ることを期待しています。


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会社情報

会社名
株式会社聴覚研究所
住所
岐阜県岐阜市東栄町1-5
電話番号
058-240-2026

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