京都府の新たなふるさと納税返礼品
京都府は文化財保護のため、ふるさと納税制度を利用した「文化財を守り伝える京都府基金」を設置しています。今年、そんな京都府の新しい試みとして、マルチエンターテイナー「P丸様。」とのコラボによるデジタルスタンプラリーが企画されました。このスタンプラリーは、京都府内の数カ所で実施され、特別な体験を提供します。
スタンプラリーの概要
「P丸様。とめぐるデジタルスタンプラリー」は、2025年10月上旬から2026年3月下旬まで開催される予定です。参加者は以下の7施設を訪れ、スタンプを集めることができます。
1. 京都府京都文化博物館(京都市中京区)
2. 府立堂本印象美術館(京都市北区)
3. 京都市京セラ美術館(京都市左京区)
4. 旧三井家下鴨別邸(京都市左京区)
5. 元離宮二条城(京都市中京区)
6. 西陣織会館(京都市上京区)
7. 宇治市源氏物語ミュージアム(宇治市)
このスタンプラリーでは、寄附金をいただいた方に送られるリンクを通じて参加し、各施設内に設置されたQRコードをスマートフォンで読み取ることで、限定デジタルイラストや音声データを取得することができます。
寄附の詳細
寄附の受け付けは、2025年9月10日から開始され、数量限定のため、無くなり次第終了となります。寄附金額に応じた返礼品は次のとおりです。
- - 25,000円: スタンプラリー参加権、オリジナルコラボグッズ、京都文化体験ご招待
- - 20,000円: スタンプラリー参加権、オリジナルコラボグッズ
- - 7,000円: デジタルイラスト、音声メッセージ(スタンプラリーには参加できません)
また、京都府民の方には返礼品のお渡しができないため注意が必要です。詳しい寄附方法などは、京都府の公式ホームページ「P丸様。とめぐる京都デジタルスタンプラリー」をご覧ください。
P丸様。について
「P丸様。」は、短編アニメ動画や楽曲で多くのファンを持つマルチエンターテイナーです。YouTubeチャンネルの登録者数は310万人を超え、動画の総再生回数は30億回以上に達しています。彼は企画、イラスト、アフレコ、歌と多彩な才能を発揮しています。
文化財保護に向けた取り組み
京都府が設置した「文化財を守り伝える京都府基金」は、平成20年7月から運用されており、寄附金全額を京都府内の歴史的建造物の保存や修理、防災対策など文化財保護に特化して活用されています。これにより、京都の歴史や文化を次世代に引き継ぐための重要な活動が行われています。
このふるさと納税を通じて、多くの方々が京都の文化財保護に貢献しつつ、楽しみながら京都の魅力を再発見する機会が得られるでしょう。ぜひ、参加してみてはいかがでしょうか。