トランジション・ファイナンス環境整備検討会(第10回)開催!脱炭素化に向けた金融業界の取り組みが加速
金融庁は、気候変動対策の強化に向け、金融機関によるトランジション・ファイナンス(移行ファイナンス)の推進を積極的に進めています。
トランジション・ファイナンスとは、企業や事業が脱炭素化に向けて移行する際に必要となる資金を供給する金融のことです。金融庁は、このトランジション・ファイナンスの環境整備を進めるため、「トランジション・ファイナンス環境整備検討会」を定期的に開催しています。
第10回となる今回の検討会では、金融機関が積極的に脱炭素化に取り組むための環境整備について議論が交わされます。具体的な議論内容としては、以下の点が挙げられます。
トランジション・ファイナンスの定義やスコープに関する議論
金融機関がトランジション・ファイナンスを提供する際の課題やリスクに関する議論
* トランジション・ファイナンスを促進するための政策や制度に関する議論
検討会では、金融機関、企業、学識経験者など、様々な立場からの意見交換が行われ、今後のトランジション・ファイナンスの推進に向けた具体的な方策が検討される予定です。
金融庁は、今回の検討会で得られた意見や議論を踏まえ、今後、トランジション・ファイナンスに関する政策や制度の整備を進めていく方針です。
持続可能な社会の実現に向けて、金融機関が積極的に脱炭素化に取り組むことが重要です。金融庁は、今後も、トランジション・ファイナンスに関する環境整備を進めることで、金融機関の脱炭素化への取り組みを支援し、持続可能な社会の実現に貢献していきます。