プロシップが2026年3月期第1四半期決算を発表、全業績指標で前年同期を上回る成長を記録

プロシップが2026年3月期第1四半期決算を発表

株式会社プロシップは、2026年3月期第1四半期の決算を発表しました。この四半期は前年同期と比較してエクセレントなパフォーマンスを示しました。具体的には、売上高が1,806百万円に達し、前年同期比で21.6%の増加を見せたことが特徴です。さらに、営業利益は558百万円となり、前年同期比で驚異の188.9%の増加を記録しました。経常利益も588百万円で、前年同期比161.9%の増を達成しています。親会社株主に帰属する当期純利益も413百万円となり、こちらも152.6%の増加を見せています。

売上の要因と事業戦略

当社は、固定資産管理ソリューションを主力とし、特に大型案件の推進に力を注いでいます。既存顧客に対するバージョンアップの実施と、インフラ業界向けの戦略的な案件を通じて、大企業や中堅企業の業務効率化を実現。これにより、全ての主要業績指標で前年を上回る成長が達成されました。

また、新たなリース会計基準への対応についても進めており、その本格的な貢献は2026年3月期後半以降に見込まれていますが、既存の業務の強化により、安定した成長が確保されています。

全社的な取り組みと成果

プロシップは、この四半期を通して全社的な品質管理の強化に注力。これにより、売上原価を低減し、販売費及び一般管理費を効率的に管理しています。結果的に、経常利益と純利益はともに過去最高を記録しました。これらの成果は、組織全体の努力によるものと言えるでしょう。

通期業績予想と今後の展望

プロシップは、2026年3月期の通期業績予想に大きな変更はないとしています。下期以降には、SaaS事業の基盤を固めるためのDX投資を行い、これに伴って一時的な費用が増加する可能性があります。しかし、全体としての成長に向けた備えはしっかりと行われており、まさに中期経営計画「Be Hybrid 2028」の成功に向けて、確固たる基盤が築かれています。

プロシップの特徴と将来の展望

株式会社プロシップは、「Speciality for Customer」を企業理念とし、固定資産管理に特化したソリューションを提供しています。その中でも、主力製品「ProPlus」は、グローバルに展開され、様々な業界で採用されています。2024年には、電力会社向けの固定資産管理システムをリリース予定で、将来的には新リース会計基準に対応したSaaS製品も導入される見込みです。

今後も、プロシップはその専門性を活かし、世界中の企業へ高い価値を提供し続けることを目指しています。今回の決算発表を受けて、さらなる成長を期待しています。

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