株式会社グッドパッチは、企業変革を使命としたデザインカンパニーであり、2025年5月15日(木)に開催されるアクセシビリティ啓発イベント「GAAD Japan 2025」に協賛することが発表されました。さらに、フロントエンドエンジニアでウェブアクセシビリティのスペシャリストである杉吉真奈氏が、このイベントに登壇することになっています。
毎年5月の第3木曜日は、「Global Accessibility Awareness Day」(GAAD)が祝われ、世界中でデジタル分野におけるアクセシビリティの重要性を考える日として定着しています。2012年から始まったこのイベントは、障害のあるユーザーに関する理解を深め、多くの人がアクセシビリティの重要性を認識するきっかけとなっています。
グッドパッチは、「デザインの力を証明する」というミッションを掲げており、充実した社会作りに向けた取り組みを進めています。2024年3月には、自社のウェブアクセシビリティに関する方針を策定・公表し、全社を挙げてアクセシビリティの推進に力を入れる体制を整えました。デザイナーやエンジニアによる勉強会を開催したり、オウンドメディアを活用して関連コンテンツを発信するなど、組織全体での取り組みを強化しています。誰もが平等に情報やサービスにアクセスできるよう、多様な企業と協力する姿勢も示しています。
杉吉氏が登壇するセッションでは、企業がアクセシビリティを軽視した場合に直面するリスクについて、具体的なデータを用いて解説されます。また、社内および外部の事例を交え、経営層からデザイナーやエンジニアまで、組織全体がどのように取り組むべきかのヒントが紹介される予定です。
セッションのタイトルは「今、アクセシビリティに投資しないと後悔する理由〜データで見る企業のリスクとチャンス」となっており、登壇は2025年5月15日10:10から10:50まで行われます。昨年の合理的配慮の義務化により、企業のアクセシビリティへの関心は高まっていますが、全社的な理解と実践が難しい場合も多いことが課題です。
当イベントは、オンライン形式で開催され、参加は無料ですが事前登録が必要です。UDトークによるリアルタイム字幕サービスも提供されるため、スマートフォンやタブレットからも参加可能です。参加者は自由に時間を選んで参加でき、資料のダウンロードも可能なため、より多くの方がアクセスできる環境が整えられています。
グッドパッチは、顧客体験を主軸にした企業支援を行う中で、「デザインの力を証明する」ことをミッションに掲げています。デザインや技術を通じて、社会に新たな価値を提供することを目指しており、今後もその活動を広げることが期待されています。デザインへの取り組みとしては、デザインパートナー事業やキャリア支援サービス、オンラインホワイトボードの提供など、多岐にわたります。
このように、グッドパッチは単にデザインを提供するだけでなく、デザインの力によって企業の変革を支援していく姿勢を示しています。GAAD Japan 2025への参加を通じて、アクセシビリティの重要性を広め、今後の取り組みをさらに加速させることが期待されます。