都市木造の未来を切り開く「CLTフォーラム2023」
2024年2月9日、大阪の中之島会館で「CLTフォーラム2023」が開催されます。このフォーラムでは、都市木造の実現に向けた重要な議論が行われ、特にCLT(Cross Laminated Timber)という材料に焦点が当てられます。
フォーラムの概要
このイベントは13時から16時30分まで、無料で定員200名で行われます。事前申込制で、定員に達し次第、受付は終了します。参加希望者は、特設サイトから申し込むことができ、締切は2024年2月1日となっています。なお、オンライン配信は行われないため、会場に足を運ぶことが求められます。
プログラム内容
フォーラムは開会挨拶から始まり、続いて二つの講演とパネルディスカッションが予定されています。
【第1部】講演セッション
1.
講演1 - 都市木造の普及に向けた展望
登壇者:福本 晃治(岡山大学 准教授)、國府田 まりな、久保 和民(共に竹中工務店)
このセッションでは、木質構造がどのように都市の建築に根付くか、またその必要性について議論が展開されます。
2.
講演2 - CLTの多様性を探る事例紹介
登壇者:横畠 康(艸建築工房)
具体的な事例を通じて、CLTの特性とその様々な利用方法について紹介されます。
【第2部】パネルディスカッション
このセッションでは、CLTの実際の効果と今後の可能性について、専門家たちがディスカッションします。
- モデレーター:山田 敏博(teamTimberize 副理事長)
- パネリスト:深川 礼子(ofa)、福本 晃治、横畠 康、桝田 洋子(桃李舎)
質問や意見交換が行われ、参加者の理解が深まることが期待されています。
CLTとは?
CLTとは、直交集成板のことを指し、木材を繊維方向がクロスするように重ねて接着した建築材料です。この技術は特に重量があり、耐久性が高いため、構造材、土木材、さらには家具など、幅広い用途に利用されています。木造建築の普及に向けては、このCLTが重要な役割を果たすと考えられています。
まとめ
「CLTフォーラム2023」は、都市木造の未来を考えるための貴重な機会です。木材の可能性を探求し、持続可能な社会づくりに貢献するために、多くの皆様の参加をお待ちしております。詳細は
CLTフォーラム2023特設サイト でご確認ください。