SaaS管理サービスがタレントマネジメントシステムと連携強化！自動化で効率向上を実現

業務効率を加速させるAPI連携

最近、企業の業務プロセスはクラウドサービスを通じて進化しています。株式会社オプティムのSaaS管理サービス「OPTiM サスマネ」が、東京都渋谷区に本社を構える株式会社カオナビが提供するタレントマネジメントシステム「カオナビ」とのAPI連携を開始しました。

この連携は、今や多くの企業が導入しているWeb会議やビジネスチャットなどのクラウドサービスが背景にあります。現代のビジネス環境では、約80%の企業がクラウドサービスを利用しているとされ、異動や体制変更に伴うアカウント管理の一元化の重要性が増しています。このような状況下で、「OPTiM サスマネ」は複雑なアカウント管理を簡素化し、各SaaSの運用をより効率的に行えるようにするためにAPI連携を実現しました。

API連携がもたらすメリット

「OPTiM サスマネ」と「カオナビ」の連携により、ユーザー情報が「OPTiM サスマネ」の人事マスターに反映されます。これにより、企業は各SaaSのアカウント管理を一元的に行うことが可能となります。具体的には、従業員ごとの「カオナビ」の利用状況を可視化できるようになり、業務システムの基盤を管理する情報システム部門は必要なユーザー情報を効率的に参照することができます。これが業務負荷の軽減にも貢献し、組織全体の業務効率を大幅に向上させることが期待されています。

タレントマネジメントシステム「カオナビ」とは

「カオナビ」は、社員の個性や才能を引き出し、戦略的人事を進めるためのタレントマネジメントシステムです。社員の顔、名前、経験、評価、スキルといった情報を一元管理し、最適な人材配置やリスキリングの推進を実現します。このような取り組みを通じて、企業は人的資本経営の実現を支援しており、人材の価値を最大限に引き出すことができます。

企業情報

カオナビは2008年に設立され、タレントマネジメントや労務管理、予実管理に特化したシステムを提供しています。一方、オプティムは2000年に設立され、SaaS、オンプレミス、ITデバイスを統合管理するサービスを展開しています。「OPTiM サスマネ」は、従業員の入退社や部署の異動に応じて、アカウント管理を適切に行える機能を搭載しています。また、未稼働のアカウントを見つけることでコスト削減に寄与し、不正利用の監視もサポートしています。