NTT Com、Catena-X認定
2025-02-25 11:16:11
NTT Com、日本初のCatena-Xオンボーディングサービス認定を取得!
NTT ComがCatena-Xオンボーディングサービスプロバイダに認定
2025年2月17日、NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は、自動車産業のデータエコシステム「Catena-X」のオンボーディングサービスプロバイダとして、日本で初めての認定を受けたことを発表しました。この認定により、NTT ComはCatena-Xデータスペースに関する多くの企業のニーズに応える強力なサポートを提供できる体制が整いました。
Catena-Xとは?
Catena-Xは、自動車産業全体のバリューチェーンにおけるデータ連携を促進し、業界の持続可能性や生産性の向上を目指すグローバルなデータエコシステムです。このプラットフォームでは、データの相互運用性が確保され、企業は安全に情報を共有することが可能となります。NTT Comは、2022年からこのプロジェクトに参画し、リアルタイムのデータ連携を進めてきました。
オンボーディングサービスの役割
オンボーディングサービスプロバイダは、Catena-Xデータスペースを利用したい企業に対して、必要な手続きの支援や、技術コンポーネントの実装に向けたアドバイスを行います。NTT Comが担うこの役割は、信頼性の高い窓口として機能し、企業がスムーズにデータスペース内での活動を開始できるようにします。
厳格な審査を経ての認定
NTT Comのプロバイダ認定は、Catena-Xアソシエーションが任命した外部の適合性評価機関による厳密な監査を経て取得されました。このプロセスは、データセキュリティやプライバシーに関する基準を厳格に満たしていることを確認するものです。これによって、NTT ComのサービスがCatena-Xの基準に合致していることが保証され、業界全体に対して信頼性が証明されました。
管理者からのコメント
Catena-Xのマネージングディレクター、ハンノ・フォッケン氏は「この認定プロセスは、Catena-X基準に対する透明性と信頼性を確保します。NTT Comのサービスは相互運用性とデータ主権を維持するため、全ての利用者に安心です」とコメントしています。
今後の展開
NTT Comは、データスペースの利用を希望する企業へのサービス拡充を進めるだけでなく、国際的なデータ連携を促進するためのポートフォリオを強化していく意向です。また、これにより、国内外のパートナー企業と安全にデータを連携し、より効率的な業界環境の実現を目指します。
Catena-Xは、現在ドイツの法人「Cofinity-X」によって運用されているコアシステム環境を持ち、NTT Comはその一翼を担う形となります。NTT Comによるデータの正確な共有や、持続可能な社会への寄与が、今後どのように展開されていくのか注目されるところです。
会社情報
- 会社名
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Catena-X Automotive Network e.V. NTTコミュニケーションズ株式会社
- 住所
- 電話番号
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