日本初のクマイザサ粉末、機能性表示食品として認証
株式会社ユニアルは、北海道産の「クマイザサ粉末」を用いた食品が、ついに日本で初めて機能性表示食品として受理されたことを発表しました。この製品は、クマイザサ由来のホロセルロースを関与成分とし、便秘傾向のある方の便の状態やお腹の調子を整える効果があるとされています。具体的には、便の臭いを整え、お通じの改善を促すことで、日常生活の質を向上させること目的としています。
クマイザサ粉末の魅力
クマイザサは、北海道の自然に自生するクマ笹の一種で、独自の技術で粉末化されています。ホロセルロースを豊富に含むこの粉末は、食物繊維に加え、ビタミンやミネラル、さらにはさまざまなフィトケミカルを多く含んでおり、その栄養価の高さが特徴です。抹茶に似た香味を持ち、鮮やかな緑色をしたこの素材は、サプリメントや一般食品として多様に利用されてきました。
製品の開発背景と今後の展望
ユニアルは、今回の機能性表示食品の受理を機に、「クマ笹青汁」のOEM供給を開始しました。また、現在はさらに進んで、システマティックレビューをもとにした新たな機能性表示食品の開発にも取り組んでいます。他の食品メーカーとのコラボレーションを通じて、多様な製品を市場に送り出す計画です。
科学的裏付けのもとでのヒト臨床試験
効果が期待されるクマイザサ粉末は、実際にヒト臨床試験を通じてその効能が実証されています。この試験では、便秘傾向の成人を対象に2週間にわたり、クマイザサ由来ホロセルロースを含む粉末を摂取するグループとプラセボ群に分けて評価が行われました。結果として、クマイザサ粉末を摂取したグループは、プラセボ群と比較して「排便回数」「便の臭い」「お腹の調子」などにおいて有意な改善が見られました。これにより、科学的な根拠を伴った製品としての信頼性が高まりました。
クマ笹の歴史と伝承
クマ笹自体は古くから漢方生薬や民間療法として利用されてきた歴史があり、昭和30年代から機能性食品としても流通を開始しています。安全性も長い歴史に裏打ちされており、健康をサポートする新たな選択肢としての役割を果たすことが期待されています。
これからの健康食品市場への影響
機能性表示食品は、消費者が自らの健康を意識した選択をする手助けとなります。ユニアルが提供するクマイザサ粉末のような製品は、特に便秘などの消化機能に悩む人にとって、新たな解決策になるでしょう。今後も多様な機能性食品が開発されていく中で、クマイザサ粉末がいかに広がっていくのか、その動向が楽しみです。
会社概要と連絡先
株式会社ユニアルは1925年に設立され、以来人々の健康に寄与する製品の開発に注力してきました。クマ笹を用いた研究は長年にわたる実績があります。今後も安全で効果的な食品素材の提供を続けていくことが期待されており、健康へのアプローチが引き続き注目されることでしょう。
- - 所在地: 東京都板橋区仲宿63-10
- - 連絡先: 03-5248-7566
- - 公式HP: ユニアル